現役時代をリタイアした後は年金生活に入ります。その入口の年代が60代。
60代こそ人生のゴールデンエイジという何でもチャレンジできる素晴らしい可能性を持った年代です。でもなにもやりたいことが無いと、この60代はあっという間に過ぎ去っていきます。
もしかして、まだこれから先の生き方が見えていないのでは・・・
では貴重な60代をどのように過ごせば乗り遅れないように過ごせるのでしょうか?
60代がなぜゴールデンエイジなのか?
現代の60代はとっても元気です。かつて昭和30年代を思い起こすと50才だと歯がボロボロのおじいさんを思い出します。60代になるとご隠居様となり先が見えてくるころ。
でも今はどうでしょうか?健康面では歯はボロボロではないし、歩けるし、頭もボケてはいません。物覚えが悪くはなってますが、まだまだしっかりしています。
経済的にも定年退職したばかりだから退職金は多くはなくともまだまだ残っています。子供は自立したり結婚したりと、家から出てい奥さんと2人だけ、あるいはおひとり様で自由に過ごせるのではないでしょうか。住宅ローンや教育ローンはあと少し残っているか、完済しているかなので、先が見えてきました。
60代は自分が自分の生き方を自由に決めることができる時代。そして体力・健康・経済面でもゆとりの年代だからゴールデンエイジなのです。
小学生も取り組めるSDGsには17の持続可能な開発目標があります。このように具体的なことがイメージできるとやりがいが出てきます。
60代は人生100年時代のターニングポイント
人生100年時代がやってきたのです。何才でこの世を去るかは誰にも分かりません。最近命のローソク「テロメア」を数万円で測定できるようなので、少しは寿命の予測がつくかもしれません。
それにしても100才まで生きないという確証はなんにもありません。なので100才まで生きる可能性が否定できないのが現代。理由は医学がどんどん進歩するからです。
よって60代は人生の折り返しを歩み始めたところです。つまり、これから100才までの40年間を過ごせる時間があるということです。
なので、60代の健康も経済もゆとりのあるゴールデンエイジこそ人生の生き方を自分で選べる最後のチャンスなのです。
老後のくらしは60代にイメージ
65才、70才、75才、80才、85才・・・100才・・。自分がその年に何をしているかイメージできるでしょうか?人には夢があると言いましたが、その夢にはゴールがあります。実はゴールをイメージできてこそ夢が実現できるというもの。
65才になったときのイメージ。75才になったときのイメージなど、その年になったときどんな自分になっているのか具体的にイメージできるようにすることです。
例えばこんな感じです。65才の現在から15年後の80才になった自分のイメージです。
ゴールデンエイジに乗り遅れない方法
人にはそれぞれ個性があって、自分にしかできないこと、自分だからできること、得意な事、やってみたいこと、やりたかったけどできなかった事、そんなことが少なくともあります。
60代が手に入れたのは「自由な時間と自由な生き方」ではないでしょうか。この貴重で有限な時間をどのように使ってスタートするかです。この時期に乗り遅れるとその漬けは70代、80代にやってきます。
今から5年後、10年後の夢のゴールを目指すイメージができていれば、それに向かってイキイキ・ワクワク楽しめる生き方ができます。しかし、そのことができていないと漠然として日々の時間を消費することになります。
遅くとも60代の内にスタートできることを見つけておけば乗り遅れることはありません。それは70代以降にイキイキ・ワクワクした人生が送れるかどうかだと思います。
まだ何も見つからない方は参考にしてくださいね。