一度きりの人生だから勇気を出して62才で退職。残りの人生を楽しむことにしたのです。でもたまには「こころの中で叫びたくなる!」ときもあるのです。
「ビニール袋はだめ!パックに入れて!」でも・・・
むすめはまだ産後まもないからと、奥さまはおかずをつくってもっていくというのです。
だからゆうべからあれこれと息まいている奥さま・・・
「きょうは、あなたは、てをださないでね!じゃまだから!」
ということなので、ジッと待機しています。
ギョウザとひじきの煮物、にられば炒め、などをあさから手作りがはじまりました。
あさからといっても、どうもその時間ではまにあいそうもないのです・・・
ところが、奥さまはしっかりと朝ドラ「いもたこなんきん」と「ちむどんどん」をみています。
(ドラマみていると、まにあわなくなるよ・・・)
そしておもむろにコーヒーをのむといよいよ料理がスタート。
どうも奥さまはよていどおりに進まないようで、イライラがからだから吹き出しています!
ぼくは産後に野菜を食べたいというむすめのリクエストで、あさ5時からキャベツの千切りをしました。
おそくなると奥さまのじゃまになるから早朝5時からのキャベツの千切り。
奥さまに「キャベツの千切りは、ビニール袋にいれておく?」とそうだんしました。
すると奥さまは「ビニール袋はだめ!パックに入れて!」とつよいご指示がありました。
そこでとうめいのパックにキャベツの千切りをつめて、れいぞうこでひやしておきました。
いよいよ奥さまのぎょうざがたくさんできました。
おいしそうですがてはだせません。
奥さまはぎょうざをパックにつめはじめたのです。
するとパックが1つほどたりません・・・
「あなたのキャベツの千切りをパックから出して!それつかうから!」
「パックきれいに拭いておいて!キャベツの千切りはビニールぶくろでいいわ!」
ぼくはていねいにパックにいれたキャベツの千切りをとりだして、ビニールぶくろにうつしました。
そして水滴がついているパックをきれいにふいて奥さまにおわたししたのです。
・・・・・
つい、こころの中で叫んでしまいました。
「ぼくはキャベツの千切りはビニール袋に入れようといったよね!!」
こころのモヤモヤをはきだしたらスッキリしました!
さらにつづきがあります。
よていが2じかんもおくれ、やっとごご1時がすぎたころ出発!
奥さまがでかけるときに、
「キャベツの千切りもった?」
と、さいきんものわすれがおおいのでかくにん。
すると奥さまは
「あらわすれたわ!もってきて!」と・・・