まな板はどんな種類があるのでしょうか?
どんなまな板を選んだらいいのでしょうか?
まな板には、素材によって特徴があります。
そこで、今回はまな板の素材と特徴、選び方について説明します。
料理の目的にあったまな板を選びましょう。
まな板が料理に与える影響
食材の選び方、料理の方法、レシピの工夫なども重要なことですが、実はもう一つ大切なことがあります。
それは食材を調理するための「まな板」の存在です。
料理は、まな板しだいで出来ばえが変わると言います。
理由は、切れる包丁を使っても、まな板の材質の違いで結果が違います。
刃先が丸くなったり、切れ具合が鈍ったります。
キャベツやお刺身のさくを切った時など、調理後の味にその差が表れてきます。
その結果、素材の切り口が雑になり、料理の出来具合が違ってきます。
おいしい料理を作れば、家族にも喜ばれます!
初めに、「まな板」の種類と特徴を説明します。
まな板の種類と特徴
まな板の材質の種類によって料理に差が出てきます。
まな板の素材は一般的に「木製」、「樹脂製」、「ゴム・シリコン製」の素材があります。
まな板は素材によって特徴があります。
素材とまな板の関係を説明します。
「木製」まな板の特徴
木製まな板の特徴は、包丁で切った時にまな板に当たる「刃当たり」が良いことです。
木製のまな板は、包丁で切った時の衝撃を和らげる効果があります。
それは、包丁の刃先を傷めないこと、にも繋がります。
その結果、包丁の切れが持続し、疲れにくいのがメリットです。
また、ヒノキのまな板は抗菌作用があるので、衛生面でもメリットとなります。
木製のまな板は、包丁の刃に優しいことから、プロの料理人は好んで使っています。
木製のまな板は、包丁の切れが持続するので、素材の切り口もきれいです。
その結果、料理のおいしさに違いが出てきます。
「樹脂製」のまな板
樹脂製のまな板は、価格がリーズナブルなので、よく使われています。
樹脂製の特徴は、カラーのバリエーションが豊富なこと。
おしゃれなキッチンに合わせることも楽しめます。
樹脂製のまな板の難点は、食材の色が移りやすいこと。
しかし、包丁の刃当たりが良いとは言えません。
その結果、包丁の刃先が丸くなり、切れなくなるデメリットがあります。
包丁を切れるように研ぐ回数も増えます。
「ゴム・シリコン製」のまな板
ゴムやシリコン素材を使ったまな板は、樹脂製よりも包丁の刃当たりは比較的良いと言えます。
ゴムやシリコン製まな板のメリットは手入れが簡単。
濡れても乾きやすく、樹脂製に比べて、素材の色が付きにくいと言えます。
ただし、木製や樹脂製に比べて重いこと。
100℃以上で変形する特徴があるので、注意が必要です。
まな板の選び方
料理の腕を上げるまな板の選び方は、素材・厚さ・広さ(サイズ)がポイントとなります。
まな板の素材から選ぶ方法
まな板の素材は「木製」「樹脂製」「ゴム・シリコン製」がありましたね。
木製のまな板は本格的に切れる包丁で料理の腕を上げたい方に向いています。
包丁の刃当たりが優しいことから、調理しても腕が疲れません。
樹脂製のまな板は価格が安いこと。
カラーのバリエーションが豊富なこと。
おしゃれな一人暮らしの方、そんなに料理をしない方にピッタリです。
ただし、包丁の手入れは必要になります。
ゴム・シリコン製のまな板は、乾きやすく漂白剤もしっかり使えます。
その結果、衛生面で抜群と言えます。
厚さから選ぶ方法
まな板の厚さの目安は、最低でも1.5センチは必要、と言えます。
理由は、それ以上薄いまな板だと、包丁で切る料理をしていると、疲れてしまうからです。
まな板の厚さが厚いほど、包丁さばきがラクになります。
参考ですが、ぼくが愛用しているまな板は、厚さが3センチのヒノキの一枚板です。
包丁で切ったとき、手にショックが少ないです。
しっかり食材を切ることができるため、重宝しています。
本格的に料理をするなら、まな板の厚さは重要なポイントとなります。
サイズの選び方
まな板はサイズが広ければ、料理の食材がラクに置けるので、効率も上がります。
でも調理台が狭い場合、サイズが広いまな板は、使いにくくなります。
キッチンの広さに見合ったサイズのまな板を選びましょう。
一般的なサイズは最低でも、30センチ × 25センチ以上、が目安です。
もし広いキッチンなら、45センチ ×30センチあると便利です。
おすすめのまな板3種類
料理の腕を上げるなら、次の3つのまな板が、おすすめです。
食器洗い乾燥機対応のヒノキのまな板
側面はウレタン樹脂塗装が施されています。
乾きが早く黒ズミ・カビを抑えます。
熱風・熱湯に強い反り防止加工済み。
軽量で使いやすい薄型タイプです。
食器洗い乾燥機に入れて、洗浄することができます。
ヒノキのまな板
無印良品のまな板は反り止めがされています。
お手入れしやすい薄く・軽いデザイン。
包丁の刃当たりがよく、水切れも良い、といわれるヒノキを使用。
「購入から5ヵ月で、毎日のように使用しても、反る気配は今のところありません」
という口コミもあるほど。
ひのき特有の香りがするのも、選びたいまな板です。
永く使え傷がつきにくいゴムまな板
弾性があるため、包丁の刃当たりが柔らかいです。
傷もつきにくく、永く使えるゴムまな板です。
なんと使用期間の目安は、10年程度。
お寿司屋さんでは40年、家庭では35年以上、の使用実績があります。
吸水しにくいため、雑菌やカビの繁殖が少なく衛生的。
乾きが早く、一拭きしてすぐに食材をのせることができます。
まな板の種類と選び方(まとめ)
まな板次第で料理の出来具合が変わるので目的に合った選び方をしましょう。
まな板の選び方、について紹介しました。
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