秋になると、寂しく感じるのはなぜでしょうか?
もしかして、年のせいで寂しく感じるのでしょうか?
実は、調べてみると意外にも「日が沈むのが早くなった」からというのです!
今回は、
- 秋はなぜか寂しく感じる・・・
- 秋は、なぜ寂しく感じるのでしょうか?
- 寂しさを解消する方法は?
について、原因と対策を考えてみました。
秋はなぜか寂しく感じる・・・
夏が過ぎて、秋になると、だれもいなくなった海ほど、さみしくかんじることはありません・・・
どこかで青春時代に聴いたなつかしいメロディーが思い出されます。
なぜか、秋に向かう頃になると、寂しくなってくるのは、僕だけでしょうか?
特に悲しい出来事が起きたわけでもないのに、もの悲しい・・・という感じです。
元気はつらつの真夏とは、まるで違う感じなのです。
秋は、なぜ寂しく感じるのでしょうか?
秋になると寂しくなるのは、みんな同じかもしれません。
その原因は、秋に向かうころ日照時間が減ってくるからです。
日照時間が減ってくると何が起きるかというと、「セロトニン」という体内の物質が減ってきます。
セロトニンが減るから「気分が沈んだり、だるくなったりする」のだそうです。
セロトニンは、脳の神経伝達物質で、精神の安定や自律神経のバランス、体内時計の調整などに関与している重要な物質です。
そのため、日照時間が短くなると、「冬季うつ病」のような精神疾患や不眠症などが起こりやすくなってしまうのです。
セロトニンが減少した時に起こる主な症状としては、なんとなく体がダルい、気分が落ち込む、やる気がでない、過食気味、眠気がとれないなどが挙げられます。
寂しさを解消する方法は?
秋の寂しさを解消するには、セロトニンを増やせばいいのですね!
セロトニンを増やすには効果的な方法は、「リズム運動」が良いとされています。
リズム運動には、「ウォーキング」「ジョギング」「サイクリング」「ダンス」などがあります。
特徴は、一定のリズムで筋肉の緊張と弛緩を繰り返す運動です。
また、呼吸や食べ物の咀嚼(そしゃく)など、日常の動作の中にもリズム運動がたくさん含まれていています。
ガムを20分程度噛んでいるだけでも、セロトニンが増えることが分かっています。
リズム運動の方法
リズム運動を効果的に行う方法を説明します。
疲れない程度で軽めで頑張らない
「気持ちが良い、またやりたい」と感じる程度が効果的なのです。
セロトニンは、疲れるほど運動すると逆に減ってしまうので注意が必要です。
頑張らない程度が重要です。
集中すると効果的
「1・2・1・2」というように、リズムを心の中でカウントしながら集中して行うことが大切です。
テレビをみながら、おしゃべりをしながらでは、効果が無いようです。
リズム運動のやり過ぎは逆効果
セロトニンは、リズム運動をスタートして5分くらいで活性化し始め、20~30分でピークに達します。やりすぎは疲労のもとで、逆効果になってしまいます。
毎日続けると効果的
セロトニンの分泌を高めるためには、ある程度の期間が必要です。毎日続けられそうなものを選び、ゆるく無理せずに長続き出来る運動をしましょう。
食べ物でセロトニンを増やす
セロトニンを作るには、トリプトファンという必須アミノ酸が必要と言われています。
トリプトファンという必須アミノ酸は、卵や大豆製品、乳製品、バナナ、魚、肉などに含まれています。
また、トリプトファンが体内でセロトニンに変化するには、ビタミンB6などのビタミン類も必要になります。
ビタミンB6は、鶏ささみ、カツオ、バナナ、カリフラワー、ナッツ類、のりなどに多く含まれています。
これらの食物を食べてセロトニンを増やしましょう!
まとめ
今回は、秋はなぜ寂しく感じるのかの原因と解消方法を紹介しました。
その原因と解消方法をまとめると、次のようになります。
- 秋は日照時間が減って、体内のセロトニンが減少し寂しくなる
- セロトニンを増やすには、軽いリズム運動を続ける
- セロトニンを増やすには、必須アミノ酸トリプトファンとビタミンB6を摂る。
秋の寂しさ解消には、リズム運動が重要です。また、 卵、大豆製品、乳製品、バナナ、魚、肉 、鶏ささみ、カツオ、カリフラワー、ナッツ類、のりなどをバランスよく食べること解消するコツです。