60代になると環境も変わるためか、だれにでも気力が出なかったり何も手につかない時があります。
こんな時はどうしたらいいのでしょうか?
そんな時にやってみたい9つの方法を紹介します。
何も手につかないとき
家の中にいると、ある時はやる気がみなぎってたり、ある時は何も手につかない日もあります。
趣味があっても、そんな日は手につきません。
時々、ボ~ッとして頭すら回らない・・
そんな時はどうしたらいいのでしょうか?
ボーっとして過ごすこともあれば、なにかやってみようかと思う時もあります。
今回は、何も手につかない、やる気が起きないときの対処方法を、実際にやってみた経験も踏まえて紹介します。
参考にしてみてください。
やってみたい9つの方法
何も手につかないと感じる時は、さまざまな対処法があります。
その中から、以下に9つの具体的な方法を紹介します。
ぼくは、この中から、その時の気分でどれか気に入ったものをやってみることにしています。
自分の気持ちを認める
何にもやりたくない時はそれを否定せず、その感情を受け入れてみることです。
自分の気持ちに対して罪悪感を感じることはありません。
自分の人生なので、そのままドテッと気ままに過ごすことで気分がスッキリすることがあります。
ぼくは、だらしないのですが布団を敷いたまま、気楽にすごします。
1日中ゆっくり寝てみる
1日ゆっくり寝るといいますが、眠くない時もあります。
しかし、寝ていると意外と寝れるものです。
年を重ねると睡眠の質が低下していて、朝起きたとき気分がボ~ッとすることがあります。
眠くないけど、1日ゆっくり寝てみると、知らず知らずの間に寝ていることに気付きます。
昼間から風呂に入る
自律神経というか交感神経というか、さまざなメリットがお風呂にはあるようです。
たまに、朝風呂、昼風呂、午後4時のお風呂などでリラックスしてみるとスッキリします。
できれば温泉などの入浴剤を入れるとまるで温泉気分になります。
これは、みんなとは違う時間にお風呂に入るので、贅沢な気分になります。
お風呂から出るころには、心身ともにスッキリするはずです。
結構やる気が出ます。
本を読む
ぼくはなんにもやりたくない時のために、図書館で本を5~6冊程度借りておきます。
図書館では2週間まで貸し出ししてくれます。
なるべく、ランダムに知らない、関係ないジャンルを借りることがポイントです。
2週間で読み切れなくても、ヨコになって目次をペラペラとしているだけでも、なにか新しい視点が見つかります。
これは、おすすめの方法です。
自分の知らない世界を覗くので、なにかワクワク感が出てきます。
深呼吸する
ゆっくりと深呼吸すると、それだけで何かスッキリするものです。
かかりつけ医で血圧を測る時に、1回目は先生の白衣が目に入り、ドキドキして高血圧です。
しかし、先生が「大きく深呼吸してみて!」というので、やってみると血圧が20も下がります。
これは、自律神経によく聞きます。
しっかり体に酸素を取り入れると、目がスッキリして体もスッキリ。
軽く運動する
散歩やストレッチなどの軽い運動は、気分をリフレッシュするのでおすすめです。
特に緑の木々や景色は、身も心もスッキリします。
森林浴などという方法に似ています。
ぼくは近くの公園を1周してきます。
ただ、何にも考えないで、ゆっくり、いつかは散歩がおわるだろう・・・
そんな、登山で一歩ずつ上るような、感じで散歩するといいです。
日記を書く
ぼくは時々ノートにいろいろ書きます。
時にはイラストを交えて何でも書くことがあります。
書いているうちに、どんどん頭の中にあったことが出てきて面白いほどの量になります。
その結果なのかどうかわかりませんが、スッキリするのです。
理屈なしにスッキリするので、たまにやっています。
やることを小さく分ける
何にもしたくない時に、何かをやるのはきついものです。
そこで、たった一つでもいいので、小分けにして取り掛かる方法があります。
例えば、クツを揃えるとか、
考える時間を設ける
もし何か考え事があるなら、じっくり向き合ってみる時間を設けることもありです。
1時間なら1時間と決めておくのがおすすめ。
それ以上考えてもどうにもならないこともあるからです。
実際にじっくり自分に向き合ってみると、意外にスッキリするものです。
おまけ:魔法の数字「5」がつく2つの方法
こころを落ち着かせたり、やる気を出す方法の一つに「5」という数字があります。
ここからは、「5」が付く方法について2つ紹介します。
「5-4-3-2-1」法で五感を集中させる方法
これは気持ちを落ち着かせる方法で「5-4-3-2-1」法というのがあります。
「5-4-3-2-1法」とは、そもそも不安障害(パニック障害)をお持ちの方々が気持ちを落ち着かせるために実践している方法だそうです。
ネガティブになってしまうときには一度試してみるのもいいと思います。
「5-4-3-2-1」法のやり方は少しの時間があれはとても簡単にできます。
5~1とは次のことです。
- 5:目に写るもの5つ確認する
- 4:感じているもの4つ確認する
- 3:聴こえる音を3つ確認する
- 2:匂いを2つ確認する
- 1:自分の好きなところを1つ確認する
では5から1まで順番に説明します。
5:目に映るもの視界に入ったものを5つ確認します。
例えば「テレビが見えます」「椅子が見えます」など声に出して行います。
4:次に今感じているものを4つ確認します。
例えば「疲れを感じます」「エアコンの風を感じます」などと言ってみます。
3:次に聞こえる音を3つ確認します。
例えば、「車の走行音が聞こえます」「おなかのぐ~ッとなる音が聞こえます」など些細な音にも敏感になり探してみましょう。
2:次は、匂いを2つ確認します。
例えば、「みそ汁の匂いがします」など深呼吸しながら匂いを2つ嗅いでみましょう。または「バナナの匂いが好きです」など好きな匂いを思い浮かべます。
1:最後に自分の好きなところを1つ確認します。
例えば、人からすごいと褒められたことや長所などを1つ言ってみましょう。
これで完了です。
その結果、こころが安定すると言われています。
今回ご紹介した「5-4-3-2-1」法は、五感で感じていることに意識を集中する方法です。
5秒ルールですぐ動く方法
5秒ルールという方法が知られています。
CNNコメンテーターのメル・ロビンズ(Mel Robbins)さんが書いた本「5秒ルール」で有名になりした。
5秒ルールのやり方はとてもかんたんです。
何か目標を達成したいとき、責任を全うしたいとき、やらなければと思いながらも腰を上げられないときに有効な方法です。
その方法をまとめるとこんな感じです。
心のなかで「5、4、3、2、1」とカウントダウンします。
数えるうちに、目標ややるべきことに集中できるようになります。
「5、4、3、2、1」とカウントダウンして主導権を握りましょう。
その結果、心のなかにある不安や雑念や恐怖心が気にならなくなります。
最後のカウント「1」になったら、すぐに動く。
これだけで、至ってシンプルなので、ぜひやってみてください。
メル・ロビンズ(Mel Robbins)さんが書いた本はAmazonにあります。
まとめ
今回は何も手につかない時の対処方法を9種類紹介しました。
また、特別な方法も2つおまけに説明しました。
何も手につかない時は、そんな日もあると、受け入れてゆったり過ごすことも大事だと思います。
60代は身も心も変化する年代なので、無理せずゆっくり過ごしましょう!