自宅の防犯対策には、センサーライトを取付けると効果があると言われています。
センサーライトにはトンな防犯効果があるのでしょうか?
当記事では、センサーライトの仕組み、防犯効果、取付け方、取付けた事例を紹介します。
センサーライトの防犯効果
初めに、センサーライトと防犯効果について説明します。
センサーライトとは?
センサーライトは、人間の様に動くものに反応して、自動で点灯・消灯するライトです。
センサーは、一般的に「赤外線」に反応します。
人に反応するので、人感センサーライトとも呼びます。
暗くなると、人感センサーが働き、ライトが動作するタイプが一般的です。
理由は、明るいときはライトを点灯する必要がないためです。
防犯対策のセンサーライトは、屋外で使うことが一般的です。
そのため、防水・防塵の機能をもっています。
侵入者を光でけん制する
侵入者にセンサーライトが反応して、光を「パッ」と点灯します。
この効果で、侵入者の行動をけん制する効果が期待できます。
センサーライトが光ると人の接近がわかる
センサーライトが光ったら、近くに人がいることがわかります。
センサーライトが光ると、侵入することが知られる効果があり、防犯を抑止する効果が期待できます。
暗闇を明るく照らす
街灯がないなど、暗闇になる場所を明るく照らすことができます。
明るく照らされると、侵入することをためらう効果が期待できます。
センサーライトは3種類
センサーライトには、以下の3種類があります。
- 乾電池で動作するタイプ
- 100vの電源で動作するタイプ
- ソーラーパネルで動作するタイプ
乾電池で動作するタイプ
乾電池で動作するタイプです。
電源工事が不要で、どこでも使えます。
ただし、電池交換が必要です。
100vの電源で動作するタイプ
家庭用100Vの電源を使うタイプです。家の外に防水コンセントあれば、利用して設置できます。
もし、なければ、配線工事が必要になります。
ソーラーパネルで動作するタイプ
ソーラーで発電した電気をバッテリーにためて使うタイプです。
そのため、100v電源が使えない場所で利用されることが多いです。
また、電池タイプの様に電池交換の手間がありません。
天気が悪いとソーラー発電に時間がかかることもあります。
センサーライトの設置場所はどこがいい?
調査によると、センサーライトは以下の場所に設置するのが効果的だと言われています。
- 玄関口
- 勝手口
- キッチンの窓付近
- 掃き出し窓
- 大きい窓
- 浴室の外側
- 駐車場
- 駐輪場
センサーライトは設置場所によって、電池タイプ、100Vタイプ、ソーラータイプから選んで設置します。
センサーライトを防犯対策で設置した事例
実は我が家は、夜になると、駐車場が暗くなるため、センサーライトを設置しました。
自分で設置できたので、どんな方法か紹介します。
また、センサーライトの効果もお伝えします。
家の前が夜になると暗闇になる
我が家の敷地の玄関は道路に面していません。
なので夜になると玄関まで行くのに玄関照明が届かず、さらに道路の街灯が遠くなので家の前まで光が届かないのです。
その結果、夜になると道路から玄関前までの間が、真っ暗闇になってしまいます。
以前から電気工事をして蛍光灯をつけてもらおうかなどと、ずっと考えてきました。
ところが、最近は技術の発達がすさまじく、人感センサーで人の動きを感じるとLEDの省エネ電気がパッと付きます。
しかも、夜だけ光るようにできるし、昼と夜光るようにできるという便利さ。
実際は昼間光らせる意味がないので、夜だけ光ればOKですよね!
こだわったのは、ソーラータイプではなく100Vの電気を使うこと。
理由は、ソーラーは電気工事が無くて便利なのですが、寿命が短いこと。
以前ソーラーライトを2つ買ったら1つが半年でつかなくなりました。
なのでシンプルでタフなセンサーライトにしたかったのも理由です。
今回、電気工事なしでどうやって取付けて、いくらかかったのかを紹介します。
100V電源のセンサーライトを取付けてみた!
暗闇を明るくする目的でしたが、実際には防犯にも役立ちます。
センサーライトが暗闇から「パッ!」と光ると、それはどっきりするものです。
つまり空き巣などは光が嫌いだから、防犯になります。
今回使った防犯センサーライトは、Amazonで調べに調べ、比較検討を3日間した上で購入しました。
こんなセンサーライトです。
この人感センサーライトは、Amazonで2,161円(税込・送料無料)でした。
評判や口コミを3割信用したとしても、コメントを読んでみると好評価だったので決めました。
Amazonで注文したら翌日昼頃に到着!
早速、箱を開いてみました。
このセンサーライトは値段に似合わずしっかりした作りです!
安いからそれなりかと思ったのですが、説明書がしっかりしているので安心しました。
入っていたのは、屋外用防雨タイプのセンサーライト、センサーライトをとめる金具(クランプ)、ネジ、説明書です。
このセンサーライトは、100vのコンセントから電気を取ります。
ライトからコードが1.5mついていて、先端のコンセント プラグは防雨用となっているから、これは本気ですね。
安いセンサーライトだと、防雨型ではないこともあります。
写真のライトの下の白い部分が人感センサーと、明暗センサーが入っています。
このセンサーは人を感じるとライトが光る仕組みです。ライトの部分は左右上下にカリカリと動かして調整できます。
また、暗くなって人を感じると光らせることもできます。
設定をすれば昼でも人を感じると光ります。
白いセンサーケースの底に、調整ようのツマミがついているので、それで調整します。
たとえば、「このくらいの暗さになって、人を感じらたライトがつくようにしよう!」
そんな感じで微調整が自由にできます。
ライトが光っている時間を10秒~10分まで自由に調整できるのがいいですね。
安いものだと、光る時間が決まっていて調整ができないものもあります。
光る時間が微調整できると、実際に使ったときに「もっと光る時間が長い方がいい!」などの要望にも対応できます。
センサーライトの電気をどうする?
電気工事の資格がないからコンセント工事はできません。工事をお願いすると高額になるので見送り。
そこで考えたのが、防水屋外用の延長コードを利用することにしました。
実は昔ホームセンターで買って倉庫で眠ったいたもので15mあります。
電気は唯一外壁にある浄化増用の防水コンセントを利用することにしました。
2つさし口があったのでラッキーです。
黄色いコードが防水屋外用の延長コードで太めです。
このコンセントからセンサーライトを取付けたい場所まで10m以上はあります。
問題は、玄関の前の外側を通さなければなりません。
邪魔になるのではとかんがえたのですが、やってみることにしました。
まあ、玄関のドアを開けても踏んだりひっかけたりすることはありません。
ただ、黄色いカラーが目立つのですが、慣れてしまえば気になりません。こうして道路側まで防水延長コードを引いていきます。
肝心の防犯センサーライトは、雨どいのパイプに取付けることにしました。こんな感じです。
付属でついていた、取付け用の金具でしっかりと止めることができました。
この金具(クランプ)は、丸いパイプでもいいし、四角い柱でも大丈夫。ゆとりがあるので、太めのパイプや柱でも止めることができます。
10cmの太い柱やパイプでもゆとりです。
防水延長コードとセンサーライトのコンセントを差し込む部分は、防水といえども対策をしました。
余った差し込み口をテープで防水、上からの雨を防ぎます。
なんといちごジャムの紙カップの内側のプラスティック容器がちょうどピッタリ。結構強い容器で柔らかいので使いました。
写真のように小さな植木用の100均結束バンドで取付けると、雨にも水に濡れません!
これで、防犯センサーライトの取付作業は完了です。
では実際に使ってみた感想を紹介します。
防犯対策でセンサーライトを設置した感想
道路側の暗闇がみごとに「パッ!」と明るくなりました。
しかも、道路の向こうから歩いてくると調整次第で約6~8m超の距離でも人を感じて光ります。
暗闇だった道路側も明るくなり、これでようやく安心です。
お隣やご近所に光の影響がないように、角度や方向を調整して、光る長さも15秒程度に設定しました。
いちばん喜んだのは、早朝の暗いときにやってくる新聞配達の方で、ポスト周りが明るくなったとコメントがありました。
一方、パッと光るセンサーライトに驚くのは夜や早朝ポスティングのお仕事をする方。
400ルーメンという明るさですが、ライトが2つのもありますが、1つのもので十分でした。
これで安心して夜を過ごせます。不在にしても光るので防犯が期待できます。
あとは実際に何年もつのか耐久性を調べたいと思います。
説明で使用したセンサーライト
今回、実例で使ったセンサーライトは、Amazonで買いました。
防水延長コードです。
屋外で使うため、しっかりしたものを選びましょう。
センサーライトで侵入者をけん制!(まとめ)
センサーライトの効果と種類、取付ける場所について説明しました。
また、事例として街灯がない家の前の暗闇を明るくする方法も紹介しました。
センサーライトは防犯対策に効果的だと言えます。