人生は何歳になってもカベにぶつかるもの。
そんなときどう乗り越えたらいいのか?カベにぶちあたりながらも前に進むにはどのように考えるのがいいのでしょうか?
元気が出る方法を体験も含めてご紹介します。
人生にはカベが何度も押し寄せてくる
人は生きている限り様々なカベが立ちはだかります。ある時は「もう無理・・・」だったり「絶望!」だったり、「どうしようもない・・」だったりします。
カベをひとつ乗り越えるとまた次のカベがやってきます。「もういい加減にしてほしい・・」そんな時は何度もやって来るのが人生かもしれません。
一度だけのカベならまだしも、何度も目の前にカベが現れるとそんな気持ちにもなります。
そんな「人生のカベ」をどのように乗り越えていくのでしょうか?
カベにぶつかったとき
この人生のカベとはとっても大事だと歴史上の偉い先生方は捉えています。ぼくは哲学者ではありませんが、やはりカベにぶつかったときは先人の知恵を借りることが多かったのです。
先輩たちが乗り越えた方法は実に実践的でした。例えば大人の深夜放送NHK「ラジオ深夜便」で放送している「絶望の名言」などは時には参考になりました。
実はカベにぶつかったときにこそ、どうしたら乗り越えられるのかを真剣に考えていたことです。解決するかしないかは別としても、いつも以上にカベに向合っていたことは事実。
つまり、カベが出てきた時こそ人は真剣に物事を考えるチャンスが来たということです。
人生のカベを乗り越える3つの方法
とはいえ人生のカベは高い程辛いものではないでしょうか?そんな壁をどう乗り越えたらいいのでしょうか・・・
実は、カベをどうとらえてどう考え、どう生きて行けばいいのかの方法があります。ぼくも60代半ばをすぎて振り返ると「絶望的だったカベ」をすべて乗り越えた、あるいは通過してきたことを思い出します。
その一つ一つは今になると決した無駄なカベは一つも無かったことです。どう考えるのかを3つ紹介します。
朝が来ない夜はない
これは名言ですね!朝が来ない夜はない。いつまでも暗闇がずっと続くものではありませんね。
ぼくはこの言葉に何度も救われました。いまは暗闇で出口が見えなくても、いずれこのトンネルの向こうには出口の光が見えてくる。そう信じてカベを乗り越えてきました。
そこには必ず朝が来るという希望があるからカベを乗り越えることができるものです。
必ず状況は変化する
人生のカベはずっとそのまま続くものではありません。朝が来ない夜はないという例えもそのひとつですね。つまりいつまでもカベが動かずにどっしりと居座ることはないということ。
時代も、環境も、条件も、自分もすべて状況は変化していくと言います。途中で新しいことに出会ったり、思っていたことと違う経過になったり、予想もしない良い方向に進んだりします。
人は、今のカベをいつまでも続くという錯覚に陥ることがあります。人生がずっとこのままカベを目の前にして進むという錯覚です。
でもそんなことは絶対にありません。世の中はたえず変化しているのですから、カベも状況によっていろいろ変化するものです。
前向きな希望をもって変化していくことを前提にして進むことですね。
環境を変える
もう一つの方法は、環境を変えてみることです。例えば手のひらと手のひらで拍手すると「パン!」と音がします。でも、手のひらでドアをたたくと「ドン!」と音がします。
つまりカベを手のひらと考えると、カベがかわらなくても環境を変えることで結果も変わるということです。
部屋を明るく模様替えしてみるとか、あかるい服を着てみる、おいしい食べ物を食べる、ウォーキングする、旅をしてみる、など、今の環境を変えてみることです。すると、気分も変わり新し考え方が見つかるものです。
なんにもしないという選択
それでもどうしようも無くなった時にぼくが出会った言葉があります。
川に流されてどうしようもなくなった。そんな時にいくら泳いでも岸につかない時は疲れて溺れてしまいます。でも、力を抜いて川に浮かんで流されていけば、いつかはどこかにたどり着くというのです。体力を温存して時を待つとでもいうのでしょうか。
この方法は、なんとかカベを乗り越えるぞ!というと疲れるので、流されるまま流れに逆らわずにゆったりと過ごすこともひとつだといいます。
こんな方法でぼくは救われたことがあります。「まあ~、あせらずにゆっくりといこうか!」なんてゆとりも出てくるのです。
まとめ
人生のカベはその人を成長させてくれる栄養かもしれません。60代半ばになる迄には様々なカベを乗り越えてきました。
そして今も元気で過ごしています。絶望的だったカベが懐かしくも思えてきます。