子供が独立したあとの「子供部屋」をどう利用するのか?
どんどん年を取っていくと、余った部屋を使う気も失せてそのまんま放置!
最後は不要なもので埋まってしまうのではないでしょうか?
老後に余った部屋の活用方法を考える時が、実は60代がベストなのです。どのように活用するのか実際の事例も参考に紹介します。
老後になぜ部屋が余るのか?
そもそもなぜ老後に部屋があまるのでしょうか?時代をさかのぼること昭和の懐かしい子供時代を思い起こせば理由もみつかります。
昔は長男が家を継ぐから、長男が成人して独立しても親世代と同居していたから、親が老後を迎えても部屋が余ることは考えられませんでした。むしろ子供世帯が部屋をもっと欲しいくらいでした。
ところが、現代は親世代と同居するなどとは聞いたことがありません。子供が社会人になって独立すると自宅から通勤するならそのまま子供部屋を使うでしょう。しかし、その子供が結婚でもしたら、家から出ていくのが現代。
いくら長男だから家を継ぐなどと言ったら「ジェンダーギャップ」の問題になってしまいます。つまり、長男だから家を継ぐとか長男だから老後の親の面倒を見るとか、そういう時代は平等とは言えなくなったのです。
そのため、子供が使っていた部屋が余ってしまうというわけです。
子供部屋が使われていない
子供が結婚したり、仕事のため家を離れて独立するケースは一般的です。近くに親世帯が住んでいても子供は独立するのがあたりまえ。
子供が独立して巣立つと部屋には戻ってこないのが当然なのですね。なので老後の親世帯にとって子供部屋が使われなくなるのです。
子供部屋は2人1部屋もあれば、1人ずつ1部屋を与えることもあります。子供部屋はその使われ方から意外とコンパクトな広さです。4.5畳~6畳あたりが一般的な子供部屋ではないでしょうか?
この子供部屋をどのように活用するかが問題なのです・・・
余った子供部屋の使い方
子供部屋には意外と子供の荷物が残っているものです。子供は独立しても自分の部屋はそのままにしているケースが多いようです。戻ってこないのに、今まで使っていいた荷物を残したまま独立してしまうことが多いと言います。
そこで初めに処理するのは、子供部屋に残された子供の荷物です。この荷物が意外を多いのです。子供と相談して処分することをおすすめします。子供が残した荷物を自分で責任を持つように話し合うことが大切です。
子供部屋の広さは個人の部屋にピッタリなスペースになっています。つまり子供部屋を夫婦それぞれのプライベートスペースとして使うことです。
このことを意外と気が付かないのです。理由は子供の荷物がまだ残されていることが原因です。子供の荷物がなくなると、新居に引っ越したようなスペース感覚になります。
そのスペースを夫婦でどう使うか考えることが大切です。夫婦それぞれの書斎に使ってもいいですね。
よくリフォームという提案もありますが、お金がかかるし、リフォームしたからと言って使い切ることができるかどうかわかりません。実際にリフォームしたご夫婦に聞いたところ、思ったようには使い切っていないとも。リフォーム前に空き部屋で過ごしてみることで、使い勝手が見えてきます。
ぜひ、空き部屋で一晩過ごしてみると意外な発想も沸いてくるものです。
余った部屋の物は60代に処分
子供が巣立った後の空き部屋をどのように活用するかを検討するのは60代がベストと言えます。その理由は、体力もあり資金もまだ残っているからです。
70代になると気力が失せてしまい、「まあ~、このままで、いいか・・・」などと行動に繋がらなくなります。でも60代ならまだまが体力も気力も残っています。というか、やる気が残ってる最後の年代!
先延ばしにすると、ゴミ屋敷になっていくかもしれません。今の内にしっかりと断捨離をして、空き部屋となっている子供部屋をきれいにスッキリを掃除をして、実際に寝泊まりしてみましょう。
きっと新しい使い方の発想を試すことができます。これは実にワクワクするのです。
体験や友人の空き部屋対策を参考にしても、やるのは今なのです!