60代になったら正座でしびれなくなってた?
いったい何がおこっているのでしょうか?
本記事では
- 60代半ばで気が付いた!正座でしびれない?
- いったいなにが起こったのか?
- 適度な運動・筋トレは必要か
を紹介します。
60代は体に変化がおこる年代でもあります。
60代半ばで気が付いた!正座でしびれない?
最近はテーブルとイスの生活が中心になっているので、畳の部屋で正座などをすることもかなり減ってきました。
あるとき正座する機会があって、正座をしたのです。昔は、正座をすると15分ももたずに足がしびれて、モゾモゾしつつ何とかしびれを回避する努力をしていました。
そして、30分も我慢していると足の感覚がマヒして立ち上がる事すらできません。そんな時代を経て60代になりました。
久しぶりに正座したのです。
15分経過・・・
30分経過・・・
60分経過・・・
???しびれが来ないのです。ちょっと足の甲が畳にすれて痛くなりました。
でも、しびれていないのです。
女房に「こんなに正座しても、足がしびれていない!ぼくも成長したものだね~!」と自慢しました。
すると、女房は「老化して、足の神経がマヒしているんじゃないの!」と一喝。
もしかして、老化してそうなったのかもしれないと心配になったのです。
いったいなにが起こったのか?
そもそも正座で足がしびれるというのは、どんなことなのでしょうか?調べてみました。
正座で足がしびれるというのは、神経が助けをもとめていることのようです。
つまり、税座をすると大腿骨・脛骨など脚の骨の裏側を通る座骨神経・脛骨神経に負担がかかり、神経が圧迫されて血行が悪くなります。その結果、神経が脳にその状況を伝えて「しびれ」と感じるといいます。
さらに、しびれたままでいると神経が脳に信号を送れなくなってしまいます。そして最終的に感覚がなくなり運動神経もマヒして力が入らなくなり動けなくなるのだそうです。
正座をくずして時間を置くと、ビリビリとしてきます。これは血行が回復したためもとの正常な感覚に戻りつつあるということです。
では、60代になって正座してもしびれなくなったというのは、正座しても血行が悪くならなかったということですね。
どうしてそうなったんだろう?
60代になってダイエットもあり体に変化があったのは、体重が肥満の78kgから70kgに減量したことです。
もう一つは、加齢で足が細くなったこと。これは筋肉量が減ったということです!
つまり、正座した時に血行が悪くなるほど神経を圧迫していたのに、老化で足にかかる負担が減ってしびれなくなったというのが考えられます。
これは、決して喜ばしいことではないかもしれませんね!
正座して足がしびれる方が体が若い!ということの証明なのでしょうね・・・
適度な運動・筋トレは必要か
正座しても足がしびれなくなったのは筋肉量の減少により血行が影響を受けなくなったこと。
そこで、気をつけたいのが筋肉量の減少です。30才をピークに年々1%ずつ筋肉が減少するというのですから、65才なら35年で約35%も減少したことになります。
だから、筋力をアップするように維持することも大切ですね。
階段を使ったり、質の良いタンパク質を摂ったりして、老化に対して維持することが大切になります。
正座しても足がしびれなくなったからといって自慢することでもないようです・・・
まとめ
ここまで読んでいただきありがとうございました。
今回は、60代半ばで気が付いた!正座でしびれない?、いったいなにが起こったのか?、適度な運動・筋トレは必要か、について紹介しました。
健康維持は健康寿命をのばす上でも大切ですね。特に筋肉量を維持することも忘れずに頑張りましょう!