60代の男性ヒゲを蓄えると、人生経験がにじみ出てその渋さがかっこいいですよね。
しかし、ひとつ間違えると、特に女性からの評価が一気に下がってしまう危険性もあります。
シニアがおしゃれになる髭の整え方と手入れ方法を紹介します。
60代のおしゃれな髭は生やし方次第
そもそも、日本では髭を言い表す時に、部位に「髭」をプラスして、「口髭」「顎髭」などと言います。(この記事では、「髭」・「ヒゲ」・「ひげ」の3つを使っています)
英語では、
- 顎から頬に広がるヒゲ:「beard」
- 口ヒゲ:「mustache」
- 無精ヒゲ:「stubble」
- 顎ヒゲ:「goatee」
- もみあげ等:「sideburns」
と、場所によって言い方が違います。
一般に「ヒゲ」をカバーする言葉を「facial hair」と読んでいます。
この記事では全般的なヒゲの「facial hair」について書いています。
男性の髭は女性の評価が分かれる
近年は個性を自由に出せる時代へと変化していることから、ヒゲを生やす男性がグッと増えました。
俳優もたまにテレビに出演している姿を見かけると、「あれ?ヒゲをはやしていた?」という事もありますね。
男性のヒゲは「女性評価の良いヒゲ」と「女性評価の悪いヒゲ」が存在していると言います。
女性から見て
- 清潔感がないヒゲ
- ワイルド過ぎて手入れがされていないヒゲ
- 病み上がりのような無精ヒゲ
- まるで似合っていないヒゲ
というヒゲは、あまり好まれません。
一方、良く整えられていて清潔感があり、見たイメージがその方にピッタリと似合っていると、評価は一気にアップします。
あるアンケートで女性から見た男性のヒゲは、「できれば無い方がいい」「不潔だと引いてしまう」と評価している一方で、「似合うのなOK」「口ひげだけならOK」という意見もあります。
なので、自己満足のヒゲは注意が必要だとも言えます。
女性ばかりでなく男性から見ても、不潔で汚いヒゲ、場違いなヒゲ、似合わないヒゲは評価が低いのでNGです。
おしゃれな髭とは
髭をおしゃれに生やす方法は、人の数だけあります。
ヘアースタイルが人それぞれに似合うデザインがあるように、髭も組み合わせや、濃さ、どこに生やすかで組み合わせは数え切れません。
スタイルブックなどを参考にしたり、特に女性の意見を聴いたり、カットサロンでアイデアを聴いたりして、オリジナルで似合うスタイルを見つけましょう。
基本的なスタイルのポイントを紹介します。
(1)髭の初心者に向くデザイン
初めて髭を生やす方が失敗しないデザインがあります。
髭を顎だけに生やすデザインは、だれにでも合うし清潔感もあります。
ポイントは、髭があまり濃くないように整えることです。薄めに生やすことです。
顎鬚は顔のイメージから外れるので、相手に違和感を与えずにおしゃれな髭を楽しむことが可能なのです。
顎鬚を生やして「あれ?へんじゃない・・・」と言われることは、まずありません。
おすすめです。
(2)定番の髭で誰でも似合うデザイン
口髭と顎鬚の両方を生やす方法で、両方の髭の横幅を揃えるのがポイントとなります。
定番とも言えるスタイルです。
「うっすらと生やす」ことで、自然な感じで威圧感もなく、やさしめのおしゃれが演出できるのが特徴です。
(3)メガネと髭でおしゃれになる
口髭と顎鬚の両方を濃く生やす方法です。
ポイントは、頬の髭はキレイに剃って置くことです。口髭と顎鬚が濃いためにメガネを書けるとバランスが良くなります。
髭が濃くてもメガネをかけていることと、頬に髭が無くきれいに剃ってあるので、清潔感が抜群になります。
どこか知的な感じさえ醸し出すデザインです。
髭の整え方
髭の生やし方を紹介したところで、次は整え方をお伝えします。
髭は整えないと不潔なイメージを相手に与えるので、良く整えることが大事です。
整える時に必須のアイテムが3つあるので用意しましょう。
(1)髭用のハサミ
(2)髭トリマー
(3)電気シェーバー
髭用のハサミがあり、小さなクシがついていて髭をカットして揃えるのに便利です。
日本製で髭用のハサミを紹介します。
髭用トリマーは、髭の形や長さを変えるためのアイテムです。
簡単に髭を整えられるので、初心者にはあった方が便利です。
電気シェーバーは、不要な髭を処理するためにあれば便利です。
電気シェーバーが無くても、通常のカミソリで整えればOKです。
(1)口髭の整え方
口ひげは長さを短く揃えることが大切です。
髭の長さは2mm~4mm程度で口幅に綺麗に揃えることで清潔感が保てます。
(2)顎髭の整え方
顎鬚は顔から外れるので、ある程度自由にそろえても違和感はありません。
ポイントは、ハサミとトリマーを使って、中央部分を少し長めにします。
また、サイドをやや短めにする事でスッキリとしたイメージになります。
不要な髭はシェーバーで綺麗に剃ってしまいましょう。
髭の処理方法
髭は日頃の処理が重要です。
ポイントは、不要な髭はイメージを損ねますので綺麗に処理することです。
濃過ぎる髭の場合は、ともすると相手のイメージが良くないこともあるので、ある程度は薄くした方がおすすめです。
青くゴツゴツした硬い髭は、抑毛ローションや抑毛クリームなどを使って薄くする処理をしても良いですね。
「抑毛」(よくもう)とは美容系の造語と言われています。毛を細くしたり成長を抑制する作用のことです。
抑毛で毛を目立たなくさせることできます。そのためには抑毛成分が配合されたローションやクリームを使う方法が一般的です。
おわりに
人として渋みを増してきた60代は、髭を生やすことで更におしゃれになります。
ただし、清潔感を保ち手入れをしっかりとすることが大切です。