60代夫婦の新しいチャレンジ「滞在型車中泊」とはなんでしょうか?
今回は夫婦で移住感覚が味わえる滞在型の車中泊の旅を紹介します。
目的地は静岡県沼津市で6日間滞在してみました。
夫婦の間に今まで気づかなかった新しい発見がたくさん見つかりました。
60代夫婦の滞在型車中泊とは?
近年シニア夫婦に人気なのが車中泊で全国の温泉巡りなどの車旅です。
北は北海道から南は沖縄まで車旅は大人気といえます。
その一方で、ぼくたち夫婦がチャレンジしたのは滞在型車中泊というスタイルです。
ひとつの街に数日間滞在してみること。
つまりその土地に滞在して過ごす車中泊の車旅をしてみることです。
移住感覚が味わえる方法
滞在型の車中泊でしか体験できないこともあります。
それはその土地の生活を肌で実感できることです。
移動スタイルだとその土地に1泊程度してから次の目的地へと車を走らせます。
でも滞在型の車中泊ではその土地に長く滞在するので、そこに移住した感覚が味えます。
地元のスーパーで食材を朝晩買いに行くと、その土地でしか買えない海鮮なども並びます。
また、地元の方がリラックスする温泉等もあり普段の旅では体験できないことがたくさん。
時には車を駐車場に止めて、歩いて居酒屋に行けばそこには地元の常連さんが集まってい色面白い話も聴けて楽しめます。
車を止めて、足で歩くことも取り入れると不思議とそこに住んでいる感覚になります。
つまり移住した感覚が味わえることです。
夫婦で滞在型車中泊する5つのメリット
夫婦で滞在型の車中泊をするメリットは5つあります。
- 車中泊なら安く長期間滞在できる
- 地元の食材が味わえる
- 地元の温泉や博物館などに何回も行ける
- 景勝地をゆっくり時間をかけて回れる
- 夫婦お互いに新しい発見が山ほどできる
(1)車中泊なら安く長期間滞在できる
温泉宿やビジネスホテルに滞在すると快適ですが予算が結構かかります。
一方車中泊ならホテル代はかからないので安く長期間滞在できるメリットがあります。
大きなバンのキャンピングカーを使わなくても、1,000㏄の小さな車でも車中泊は可能です。
工夫次第ではぼくたち夫婦のように2人でコンパクトカーパッソ(1000㏄)で7日間はゆとりでできました。
(2)地元の食材が味わえる
滞在型のメリットは地元の方々が毎日食材を買うスーパーに足を何度も運べること。
日によって入荷がある地元の海鮮や野菜なども格安で手に入ります。
道の駅やサービスエリアなのでも買えるお土産が、スーパーにも結構おいてあり2~3割は安い感じです。
新鮮な食材を買ってその場で味わえるメリットが滞在型にはあること。
何度もスーパーに通っていると、まるでその土地に住んでいる錯覚に陥ります。
(3)地元の温泉や博物館などに行ける
地元の方々がこよなく愛している温泉施設があります。
天然温泉はスーパー銭湯とは少し違い、温泉を浸かっている浴場があります。
そこは昭和の良き時代を今に継承している休憩場所のあるあの日帰り温泉。
食事とセットなら格安で半日は温泉に浸かってゆっくりできるメリットがあります。
(4)景勝地をゆっくり回れる
景勝地は1日では回り切れないもの。
一週間も滞在すれば、いろんな場所を探してゆっくり回ることもできます。
今日訪問できなくても足ていけばいいという気楽さもメリットです。
(5)夫婦お互いに新しい発見ができる
小さな車の中で過ごすと、長年連れ添った夫婦でも新たな発見が多数出てくるメリットがあります。
狭い車のなかで車中泊するので、お互い協力しないとけんかに発展することも・・・
そんな些細なことで気分を壊したくないから、お互いに認め合うことも増えてきます。
優しい思いやりに気付いたり、認め合ったりと、共有する時間が濃いほどその差は埋まっていきます。
普段の生活では味わえないメリットです。
移住感覚が味わえる方法のまとめ
夫婦で共に過ごす滞在型の車中泊の旅を紹介しました。
滞在型だから普段の生活をしつつ、その土地ならではの文化や生活を実感する旅です。
なんといっても沼津の方々とのふれあいが楽しめたことは一番の思い出に。
年を重ねた夫婦だからこそ味わえる滞在型の車中泊の旅は女房も大満足。
理由は、その土地の居酒屋やラーメン店、スーパーの食材でおいしいものがたっぷり味わえたから。
車中泊が好きではない女房でも、居酒屋、温泉付きの滞在型だからめずらしく気に入ってくれたようです。
今回は静岡県沼津市内の友人に夜だけ駐車場とトイレを借りて6日間滞在してみた経験をもとにしました。