できることなら「歯医者には行きたくない!」と思いませんか?
実は、60代は歯科医院に行く絶好のチャンスではないでしょうか!
ここを逃すと、歯がますますボロボロになって老後においしいものが食べられないかもしれません。
60代には早めの歯科検診が外せませんね。
決死の覚悟で歯医者さんにいきました!
先日30年ぶりに歯医者さんへ行ってきました。とうとう1本の虫歯がひどくなり「ものすごく痛い!」のです。
鎮痛剤を飲んでなんとか一晩すごしたのですが、どうにも我慢ができません!
「絶対に歯医者さんには行かない!」と決めていて、歯がボロボロでもいいのでこのままだましだまし老後を迎えるつもりでした。
しかし、あの独特な歯の痛みには耐えられません!
決死の覚悟を決めて歯医者さんに電話して予約しました。ネットで口コミを調べたら可もなく不可もなかったことと、「保険で治療をすることに徹している」ということがポイントでした。
そしていよいよ歯医者さんのイスに座る時がきました。目をつぶり「ぼくは歯医者さんがダメです!」と切り出すと、先生は「僕たちを好きな人は一人もいないよ!」というのです。
「今日は覚悟を決めて痛みを取ろう」ということで、麻酔をして神経を取ってしましました。先生は「5分もかからないから大丈夫!」と言って、「ここが山場だ!」と言いながらサッと処理してしまったのです。
そして通院が4回目になりました。
先生は50代の気さくな先生です。いろいろ話をしてくれました。
「みなさん現役時代は仕事が忙しくて、歯医者にはほとんど行かない、いや行く時間が取れない人がほとんどです。」
無我夢中で40代50代を仕事に明け暮れ、気が付くと定年近くになっていると言います。
そして、定年になったら時間もできるだろうから、その時はゆっくりと歯でも治そうと思うそうです。歯を直して旅行に行っておいしいものを食べたりするのが夢だということです。
そして歯医者さんで見てもうと、定年後にはもう歯はボロボロになっていることが少なくないようです。
「現役時代はローンを払い、子供の教育費を払い、家族を養い、そして迎えた定年後には歯がボロボロになっていた」ということかもしれません。
ぼくは、今後は月1回でもいいから歯医者さんで歯の状態を見てもらうことにしました。
レントゲンを撮って見た限りでは、幸運にも歯が相当丈夫だったらしく、今の残っている歯を使って治療ができるようです。これはラッキーでした。歯を丈夫に生んでくれた両親に感謝です。
決死の覚悟で30年ぶりに歯医者さんに診てもらってよかったと思います。4回目ともなると歯医者さんに慣れてきて恐怖や不安は無くなりました。
今こそ、歯医者さんに診てもらおう!
歯がいたくない時にこそ、歯医者さんに行ってみてもらうのがいいかもしれません。
若い時から言われてきた言葉に「歯の治療は早い方が良い!遅くなるとお金がかかるよ!」とは多くの先輩方がくれたアドバイス。
でも、現実には「歯医者は大っ嫌い!」「歯医者のあの音がきらい!」ということで検診など行きたくないのです。
定年後、老後のために気が付いたときが歯医者さんに検診に行くのがチャンスかもしれません。それを逃すとずっと先につらい思いをすることもないとは言えませんね。
歯の治療は進化していた!
ぼくが通院している歯医者さんはとっても進化していました。
当然ですよね!最後に歯医者さんに行ったのが30年前ですから・・・
歯医者さんのイスにはテレビがついているのです。「そんなの当り前じゃない!」と言われそうですが30年前はブラウン管テレビが主流さから考えられません。
薄型テレビをイスに座って見ながら治療ができるのです。
4回の通院で痛いと感じたことは一回もありません。医療技術の進歩はすごいもですね。
まとめ
定年後まで歯医者さんに行かなかった方は、ぜひこの機会に勇気を出して行ってはどうでしょうか?
今回は、ぼくの経験から歯の健康は大事という内容でした。
人生100時代、男性82歳、女性87歳が平均的な寿命だから、60代にはまだ20年ほど人生が残っています。
今の内に歯をチェックして80歳で20本の歯を残しましょう!