どうしたら笑えるのでしょうか?
ひとりでいると笑うことも少なくなるもの・・・
そこで今回はひとりでも笑える「笑いヨガ」のやり方と効果をお伝えします。
たったひとりでも笑いが止まらなくなり気持ちがスッキリします!
ひとりでも笑ってスッキリしたい!
笑うことが少なくなった現代社会。
まして年を重ね高齢者になったぼくたちは笑う場も減ってくるもの。
どうしたら思いっきり笑った気分がスッキリできるのでしょうか?
笑う方法を探していたら、ある本に興味がわきました。
それは「笑いヨガで超健康になる!」という本。
こんな方法があったのかとさっそく実践することにしました。
その本はこれです。
著者は高田佳子(たかだ・よしこ)さん。桜美林大学加齢・発達研究所連携研究員。老年学修士。
また、公益財団法人長寿科学振興財団が公開している「笑いがもたらすリラクセーションの効果」も参考にして記事をまとめました。
笑いヨガ(ラフターヨガ)の方法を紹介します。
笑いヨガを紹介する理由は、ぼくが実際にやってみたら本当に笑いがとまらなくなったからです。
笑おうとしなくても笑えるから不思議です!
笑いヨガのやり方
笑いヨガは次の4つのステップで行います。
- 手拍子と掛け声
- 深呼吸
- 子どもに返るおまじない
- 笑いの体操
それでは4つのステップのやり方を説明します。
(1)手拍子と掛け声
- 指をまっすぐにして手の平を合わせます。
- そのまま体の前に伸ばす。
- 「ポンポン、ポポポ」のリズムに合わせて手拍子します。
- そのリズムで「ホッホ ♪、ハハハ ♪」とおなかの底から声をだします。
- 「ホッホ ♪、ハハハ ♪」を繰り返す。
始めは笑えません。
でも繰り返すうちに、なんだかおかしくなってきて笑ってしまいます。
コツは、ばかになって本気でやることです!
(2)深呼吸
- 体を前に倒してしっかり息を吐きます。
- 徐々に上体を戻しながら鼻からたっぷり空気を吸い込みます。
- 両手を上にあげ3秒以上息を止めて「ハハハ」と声を出しながら吐きます。
(3)子どもに返るおまじない
「いいぞ!いいぞ!」と手拍子をしながら左右に体を振ります。
そして「イエーイ!」と声を出して両手を天井に突き上げて伸び上がります。
(4)笑いの体操
動き回りながらいろいろな状態で笑いの体操をします。
椅子に座ったままでも大丈夫です。
例えば、犬になり切って笑いながら動き回ったりする。
ここは自分をすてて馬鹿になっておもいっきりやります。
笑いヨガの効果
笑いヨガは1995年インド人医師マダン・カタリア博士(Madan kataria)と、ヨガの熟練者である妻のマヂュリー・カタリアによって考案された方法です。
笑いヨガ ➡ 「笑いの体操」+「ヨガの呼吸法」
2007年のインドで行われた研究では、生理学的・生化学的・心理学的試験においてストレス緩和、ストレス対処能力の向上効果が実証されています。
笑いヨガの特徴
おもしろいから「笑う」という感情はまったく不要なことです。
その理由は、笑うという動作の体操・呼吸法だからです。
笑いヨガはだれでも問題なく行うことができて1人でもOK。
ひとりでも楽に笑えるようになるのが特徴といえます。
笑うと健康になる理由
近年私たちの生活はとても便利にりました。
その一方で対人関係が希薄となり、孤立化へと進んでいるとも言えます。
特にその影響を受けているのがぼくたち高齢者ではないでしょうか。
ひとり暮らしや夫婦だけで孤立した生活を余儀なくされる方も増加していることは実感しています。
このような時代にはリラクセーション(Relaxation)が求められています。
特に「笑いの効果」は注目されています。
理由は、笑いには心身をリラックスさせる生理的効果や心理的効果のほか、社会的効果などがあるといわれているからです。
笑いヨガのやり方と効果のまとめ
ひとりで暮らす時間が増えてくる、ぼくたち高齢者にとって笑いは大切なことです。
笑いヨガを実際にやってみると、一人でも笑いが止まらなくなるほど笑えてしまいます。
そして体全体がスッキリして気分がよくなることを実感しました。
ぜひ笑いヨガを通して元気で明るい日々を送りたいものですね。