インフルエンザなどのウイルスや雑菌からの感染予防になる「うがい」の効果を紹介します。もちろん新型コロナウイルス対策でも予防では大切です。
うがいと手洗いは感染予防の基本です。この記事では朝起きてすぐうがいをすることの効果を紹介します。
歯磨きより先に「うがい」をすることの意味と健康について3つのポイントを説明します。
いまからインフルの予防対策をはじめましょう。
■来冬インフル流行と新型コロナ第2波が同時なら?米CDC所長の警告
その2:効果的なうがいの方法
その3:うがいの健康法
その1:朝起きてすぐのうがい
普通は朝起きたら「はみがき」「洗顔」の順番がおおいのではないでしょうか。
結果からいうと「うがい」「はみがき」「洗顔」の順番がおすすめなのです。その理由を説明します。
寝ている時間に細菌が増加
人の口の中は寝ている時間が問題となります。
細菌学的に検証すると口腔内の細菌は寝ている間がいちばん繁殖するそうです。
睡眠時は唾液の量が減ることが原因で細菌が繁殖するのだそうです。唾液の量が減ると
細菌が繁殖する環境となるのです。
よく口をあけていびきをかいて寝る人は要注意です。口の中がさらに乾くので最近の繁殖がさらに増えるのです。
朝起きて最初のうがいの効果
夜寝ている間に口の中で繁殖したウイルスや雑菌は朝が一番多くなっているのです。
つまり、朝起きてから最初にやるおとはお口の中で増殖したウイルスや雑菌を洗い流すことです。
理想は「うがい薬」を入れてうがいするのが効果的です。
その2:効果的なうがいの方法
効果的にうがいをするには2種類を順番におこなうと効果的に洗い流すことができます。この2種類のうがいを次の順番で行います。
その①:最初に「クチュクチュ」と洗います。
最初にお口に水を含んで「クチュクチュ」と数回したら捨てます。
その②:次に「ガラガラ、ゴロゴロ」とうがいします。
次にお口に水を含んで上を見上げて「ガラガラゴロゴロ」とうがいして捨てます。
「ガラガラ。ゴロゴロ」はうがい2~3回すると効果的だそうです。
これは歯科医師の先生から教わりました。
その3:うがいの健康法
うがいの重要性については、平成25年6月26日(平成29年9月25日一部改定)
「新型インフルエンザ等及び鳥インフルエンザ等に関する関係省庁対策会議」のなかでも取り上げられていました。
以下に引用いたします。(文字の強調は著者が行いました)
a 個人対策
引用:新型インフルエンザ等対策ガイドライン
国は基本的対処方針を決定し、個人対策の実施について国民の理解が得られるよう、国民に対し、必要な情報提供を行う。
都道府県、市町村4は、マスク着用・咳エチケット・手洗い・うがい、人混みを避けること等の基本的な感染対策を実践するよう促す。
また、厚生労働省で呼びかけている「感染対策の基礎知識1」においてもうがいは取り入れられています。
このように「うがい」がウイルス等に効くという科学的証明はまだないようですが、実際に行うと効果があり、取入れらているのです。
2020年には新型コロナウイルスのパンデミックが発生し、この中でもうがい、手洗いが予防では重要なこととしています。
感染防止や予防の点からも「健康を維持する方法」として毎朝「うがい」をすることは大切な健康法なのです。
おわりに
カゼやインフルエンザなどから身を守る方法のひとつがうがいです。
効果的なうがいをする方法を紹介しました。