世の中の事情で物価が高騰している中、暖房費を少しでも節約して快適に過ごす方法をご紹介。
実は石油ストーブとエアコンを併用するとちょっとですが節約できるかもしれません。
冬の季節、朝の寒い時間帯を安く乗り切る方法を解説します。
冬の朝の室温は低い
1日でいちばん気温が下がる時間帯は午前6時ごろから8時ごろの間ではないでしょうか。
この時間帯は部屋を暖かくしないと健康に良くないと言われています。
WHOでは暖かい住まいと断熱などを勧告しています。
冬季室温18℃以上(強く勧告)
小児・高齢者にはもっと暖かくすることが大切。
慶應義塾大学 理工学部 教授 伊香賀 俊治さんが国土交通省補助事業「スマートウェルネス住宅推進調査委員会」でまとめたのものです。
住宅の温熱環境と健康の関連:~住環境が脳・循環器・呼吸器・運動器に及ぼす影響に関する調査から~という資料。
これによると、
発病・死亡確率が低い暖かな住まい
寒冷な住まいの10年後 高血圧発病確率 6.7倍
寒冷な住まいの4年後 循環器疾患死亡確率 4.3倍
引用:国土交通省 住宅の温熱環境と健康の関連
冬は外気温も低いですが、部屋の温度も下がるので血圧や循環器系への影響があるといいます。
詳しくは国土交通省の公式サイトに掲載されている「住宅の温熱環境と健康の関連」をご覧ください。
とにかく、部屋を暖かくすることが大切です。
では、暖房を使うのですが、それには電気代や灯油代がかさみます。
そこで、石油ストーブとエアコンのメリット・デメリットをよく研究して経費を節約する方法を考えました。
朝のエアコン暖房は電気代がかかる?

冬の朝の寒々とした部屋を暖めるのですが、どうしたら経費を抑えることができるのかが問題。
エアコンのメリットはある程度部屋の温度が上がると電気代はそんなにかかりません。
室温が10℃でWHOが推奨する18℃まで上げるには「8℃」の気温差を電気で温めます。
これが実は電気代が倍以上かかることに気が付きました。
わが家で10℃から18℃までエアコンで室温を上げるには約30分~1時間。
この電気代が1時間以内で従来の料金体系で約36円です。値上がり20%だから約43円也。
これを1カ月30日続けると、朝だけで電気代が約1,000円になります。
エアコンの電気代は暖房が冷房より高いのは、気温差が大きいからです。
石油ストーブとエアコン併用で暖房費を節約する方法

そこで、石油ストーブである程度室温を上げてからエアコンを使ってみました。
室温10℃から石油ストーブをつけて約30分、室温は13~15℃に達します。
さすが火を使う石油ストーブ。ここで石油ストーブは消します。
そこからエアコンを使って18℃まで室温を上げると、電気代は2時間使っても16円と半分以下。
電気代16円の20%値上がりで、2時間で約19円。
石油ストーブは30分程度使っても石油の消費用は、0.13リットル。
石油20リットルで2080円だから、0.13リットルは約13.52円です。
これは値上がり後の値段。
30分の石油代はこの位になるので安いとは言えません。
しかしトータル的に値上げ後の金額で比較してみます。
- エアコンだけ1時間で10℃→18℃:約43円 1カ月で約1,290円
- 石油ストーブ30分+エアコン2時間:32.52円 1カ月で約976円
6畳用の石油ストーブの燃焼火力は2000kcalです。
自宅の8畳用最新エアコンは定格暖房標準3.6kw、定格暖房低温6.0Kwです。
1kWは860kcal/hなので、
エアコン定格暖房標準3.6Kwは3,100kcal、低温での6Kwは5,160Kcal。
エアコンの方が熱量が大きい分電気代がかさむと思います。
結果として、最も安く上がったのは、
石油ストーブで30分ほど冷たくなった部屋を暖めて止めます。
その後、エアコンの暖房をオンにして2時間まわします。
石油代と電気代合計 2時間の暖房費:32.52円
多少ですが安く上がります。
エアコンの性能や石油ストーブの効率など様々なので条件によって違います。
こんな方法もあるので是非お試し下さい。
まとめ:朝の暖房費を節約!石油ストーブとエアコンの効果的な使い方
小さな積み重ねで物価高騰時の家計節約になるのではないでしょうか。
石油ストーブは化石燃料を使うので、CO2削減にはなりませんが・・・
その他に水を太陽光で昼間温めてお湯にして、夜から朝にかけて使うなど目下テスト中。
節約も工夫すると楽しいものです。