サングラスの寿命は、どのくらいあるのでしょうか?
サングラスは季節で使うため、タンスに長期間入れて置くことがあります。
気になるのは、寿命を過ぎたサングラスをすると、どんな影響があるかですね?
そこで今回はサングラスについて、以下の疑問について解説します。
- サングラスには寿命があるのでしょうか?
- UVカットは月日が経つと効果はなくなるのでしょうか?
- サングラスは手入れさえすればずっと使えるのでしょうか?
こんな疑問をお持ちの方に向けた内容です。
記事の流れは、はじめにサングラスのフレームとレンズの寿命について説明します。
次に紫外線カットのUV機能を説明しつつ、最後にレンズとUVカットのないサングラスの危険性についても紹介しますので参考にしてください。
当記事は、日本製メガネのメッカ、福井県鯖江市の福井県眼鏡協会さんの情報、も参考にまとめました。
サングラスの寿命は何年あるの?
サングラスの寿命について次の3つの点について解説します。
- サングラスのフレームとレンズの寿命
- UVカットの寿命
- UVカットが無いサングラスの危険性
それでは1つずつ順番に解説します。
(1)サングラスのフレームとレンズの寿命
強烈な太陽光から目を守るサングラスは様々なパーツで成り立っています。
大きく分けるとメガネフレーム、レンズです。
フレームとレンズに分けてどれくらいの寿命があるのか?
眼鏡のメッカ、福井県鯖江市の福井県眼鏡協会の情報を参考に説明します。
メガネフレームの寿命
メガネデザインのシンボルともいえる部分にメガネフレームがあります。
創業150年もの歴史のある老舗眼鏡店のサイトを拝見しました。
鯖江ブランドは10年経過後さらに10年使える品質をもっています。
福井県鯖江市を本拠地とするメガネブランドのフレーム。さすが、10年を経過しても経年変化した鼻パットなどを新品と交換すれば、もう10年は使えると紹介しています。
フレームは、耐久性に差が出る部分です。
中には、1年も持たないフレームもあるといいます。
工場の技術力や素材品質や塗装やメッキ方法の良し悪しで決まるのです。
1年も経たないのに、塗装が剥げたりするフレームもあるようです。
メガネフレームはピンからキリまであるので、長く使うには、しっかりとしたブランドを選ぶことがおすすめです。
メガネレンズの寿命
メガネレンズの寿命(耐用年数)は、素材や使用する状況によって、変わると言われています。
プラスチック製は4~5年の寿命。
一般的に主流になっているプラスチック製レンズ。
大体4~5年経過すると、黄ばみ変色が起きたり、コーティングの密着性が弱くなります。
ガラス製は、10年以上の寿命があります。
ガラスレンズの場合は、変質しにくいので10年以上大丈夫、と言われています。
最近は、軽さやカラーリングのしやすさから、ガラス製は少なくなっています。
(2)UVカットの寿命
サングラスといえば、UVカット機能を持つものが一般的です。
UVとは紫外線対策でよく聞く言葉です。
「UVカット」とは、有害な紫外線をカットすることで、目を守るための大事な機能です。
UVカットは、サングラスの色に関係しない?
色の濃いカラーのサングラスをかけると、紫外線がカットされると勘違い、されているかもしれません。
ポイントは、色のついたレンズでも、透明のレンズでも、紫外線対策としての効果は同じです。
サングラスのレンズの色は、関係していません。
紫外線吸収剤が、レンズに配合されています。
UVカットをするために、レンズに配合するのが「紫外線吸収剤」。
これ自体は、経年変化で劣化しない、特徴があります。
レンズに「紫外線吸収剤」が配合されていれば、UVカットの機能がしっかりと働くのです。
(3)UVカットが無いサングラスの危険性
安物のサングラスは注意が必要です。
「紫外線吸収剤」が配合していないレンズの可能性があるからです。
黒色だからといってUVカットされているとは限らなのです。
明るさを暗くするだけのレンズもあります。
紫外線吸収剤が配合されていないレンズをつかったサングラスは、明るさだけを暗くします。
つまり、眩しさよけの機能でUVカットされていません。
暗いと、目の瞳孔が大きく開くので注意が必要です。
その結果、目元が暗くなるので目の瞳孔が大きく開き、紫外線をカットするどころかそこに入り込む紫外線量が多くなるので注意が必要なのです。
UVカットするにはしっかり「紫外線吸収剤」が入ったレンズ、を使ったサングラスを選びましょう。
サングラスの寿命を延ばすメンテナンス
デリケートなメガネ・サングラスは大切の扱いたいものです。
使い終わったサングラスが汚れてた時は、中性洗剤(食器洗い用)で洗うのが、一番良いのです。
毎回洗うよりも、ある程度期間を置いて洗うほうが、サングラスには優しいメンテナンスとなります。
どうしてもプラスティック部分は、変色したり3年を過ぎると劣化してきます。
メガネショップで、たまに見てもらうことが寿命をのばします。
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おわりに
サングラスの寿命についてフレームとレンズ、UVカットについて紹介しました。
品質の良いサングラスを丁寧に使って大切に保存すると寿命も長くなります。