おひとりさまの生き方を楽しめるコツはなんでしょう?
そこで今回は令和時代の「おひとりさま」を楽しくわくわく生きる秘訣を紹介します。
おひとりさまは男女関係なく普通になり、新しい生き方が求められます。
おひとりさまの生き方4つのコツ
初めにザッとおひとりさまの生き方のコツを紹介します。
実際におひとりさまの方々が抱いているお悩みから4つの生き方のコツをまとめました。
キーワードは「孤独感」「居場所」「つながり」「生きがい」の4つ。
その背景には現代日本が抱えている急激な社会変化の影響もあることが分かります。
それまでの社会とは違う側面を持っている現代には、おひとりさまの生き方も新しい観点から考えることが大切です。
(1)孤独感
孤独感とは自分が感じるものです。一方孤立は客観的な見方です。
厚生労働省の調査から「孤独・孤立」が日本でどれほど多いのかを引用してみます。
OECD の平成 17(2005)年の調査によれば「家族以外の人」との交流がない人の割合が我が国は米国の5倍、英国の3倍高いとされていること等、孤独・孤立に伴う様々な社会問題がこれまで発生してきたことにも表れている。
引用:厚生労働省 我が国における孤独・孤立に関する状況 令和3年12月28日
孤独・孤立は、自分の問題ではなく、社会環境の変化によって孤独・孤立を感じざるを得ない状況に至ったものであると説明しています。
おひとりさまの生き方を謳歌している方もいる一方で、孤独を感じんて孤立する方もいます。
まずは、おひとりさまの生き方で感じる「孤独感」を解消する取り組みが大切です。
そのためには、「つながる」ことを何らかの方法で作ることがコツとなります。
(2)居場所
コロナがきっかけでリモートの利用が進化しました。事例としてはZoomやLINEのテレビ電話がいい例です。
リモートでの面会では「情報は確実に伝わるが、感情は伝わらない」という研究が公開されました。
つまり、相手がリアルに会って会話することの重要性が分かったのです。人は心を持っているから感情が伝わりにくいと孤独感にもつながります。
そこで「つながり」が持てたら、次は「居場所」を確保することが大切です。
①居場所の確保
引用:引用:厚生労働省 我が国における孤独・孤立に関する状況 令和3年12月28日
人と人との交流を目的として多様な「つながり」の場となる居場所の確保は、人生のライフステージの段階や属性に応じて孤独・孤立の問題を抱える当事者にとっては、身近な地域における人との「つながり」や自身の役割を持つ場となり、相談等の場にもなるとともに、地域コミュニティの形成・維持にも資するものである。
「居場所」とは実際に足を運んでいく場所があるということ。
それはサロンでも趣味でも、とにかく人と現実に合う場所で、自分がいやすい場所を作るのが、おひとりさまの生き方の2つ目のコツです。
(3)つながり
先に説明した通り「つながり」を持つことは、おひとりさまの生き方で最も大切なことだと思います。
理由は、つながりによって「孤独・孤立」を予防できるからです。
孤独や孤立は、もし急な病気にかかった場合など相談する相手がいないこと。命にかかわることとにもなります。
Facebook、LINE、ブログ、メール、なんでも利用して友人とのつながりを一人でも持てば、孤独感は払しょくできると言えます。一人だけでも心強いものです。
おひとりさまの生き方には「つながり」を持つことがコツです。
(4)生きがい
おひとりさまの生き方で大切なことは「わくわく・どきどきする生きがい」を持つことがコツです。
人はもともと一人で生まれたのだから孤独だと割り切ってしまえばそれまで。
しかし、そこがどうにもならないのが人間の弱さで、つながりが必要な理由。
とはいえ、おひとりさまでも「生きがい」を作ることがだれにでも自由に取り組めます。
生きがいは待っていても持つことはできません。
生きがいを自分から探しに行くことが大切で、おひとりさまの生き方ではここがコツです。
具体的な方法や山ほどあり、ここで紹介すると100記事を超えるくらいあります。
なので、4つのコツをもとに自分で探すことが、自分で満足できる一番いい方法です。
◆生きがいを探している方は参考にしてみてください。
◆男性がわくわくする趣味を探すのはとっても大変!
この記事を参考にすれば、趣味にドハマりします。
25%がおひとりさまという新時代が到来!
実は近年「おひとりさま」が急激に増えていることをご存じでしょうか?
2020年で50歳時点の生涯未婚率は男性でなんと25%を超える勢い!
厚生労働省が行っている国民生活基礎調査からは高齢者で「おひとりさま」の増加が見えてきます。
高齢者のおひとりさまが増加
65歳以上でおひとりさまの「単独世帯数」の推移です。
- 2019年:736万9,000世帯
- 2001年:317万9,000世帯
- 1989年:159万2,000世帯
おひとりさまの高齢者がものすごい勢いで増えていることが分かります。
生涯結婚しない人も増加
50歳時点の未婚率を「生涯未婚率」といいます。
- 2020年:男性25.7%、女性16.4%
- 2015年:男性23.4%、女性14.1%
- 1990年頃まで:5%程度
老若男女問わず、これからの時代はおひとりさまの生き方が増えるといわれています。
ライフプランの変遷
新しい時代を知るうえで参考になる概念が「ライフプラン」。
現在はどんな時代なのかを知っておくことも大切。
ライフプランには1.0~3.0(今)があります。
- ライフプラン1.0
- ライフプラン2.0
- ライフプラン3.0
1.ライフプラン1.0
高度成長時代を生きてきた団塊の世代。
学生時代の教育をもとに一つの会社で働き続けてる終身雇用。
定年まで働くと、その後は「余生」として過ごす。
結婚は当然で、夫は仕事、妻は専業主婦で子育てと夫を支え家庭を守るスタイル。
2.ライフプラン2.0
バブル~バブル崩壊の時代に青春を過ごしてきた現在50歳代。
会社中心なのですが「個人」が価値観の中心となった時代。
そのため生き方のキーワードが「自己責任」。
このころから「未婚・晩婚」が進み、「共働き」も増加していきます。非正規労働者が増え始めたのもこのころからです。
3.ライフプラン3.0
令和の現代がこの3.0時代です。
今までとは全く違う次元に入りました。
主な要因はインターネットの普及。
それまでの上から管理する「縦型の集中管理社会」から「横つながりの分散化ネットワーク社会」に変化したのが、3.0です。
インターネット時代であり、横つながりの分散化ネットワーク社会こそ「おひとりさまの生き方」を代表する新しい社会構造と言えます。
リモートワークなどは典型的な分散化ネットワーク社会のスタイル。
ライフプラン3.0時代は「おひとりさま」が増え、横つながりの分散化ネットワーク社会なのです。
この時代を初めて人々は経験するため、従来の考え方の生き方では無理があり苦痛にもなります。
おひとりさまの「孤独感」がスッキリ解消!
大切なのは「横のつながり」です。
お金があってもつながりのない孤独な生活は人間にとってとってもつらい人生となります。
ここまでで、おひとりさまの生き方のコツをつかんで生きるなら、孤独感はスッキリ解消するはず!
おひとりさまの生き方は、老後の資金の計画でもなく、老後への投資でもなく、もっとも大切なことは、ライププラン3.0の分散化ネットワーク社会の中で、つながりと居場所と生きがいを見つけること。
元気でわくわくしたおひとりさまの生き方が実感できますよ!
おひとりさまの生き方で大切なポイント3つ
おひとりさまの生き方で大切なポイントを3つお伝えします。
(1)健康
健康を保つことはおひとりさまの生き方には、最も基本となる重要な取り組みです。
検診を受け、早期発見、ホームドクターを持ち、歯も大事にしつつ健康を管理すること。
それは、自分で取り組むことが大事です。
(2)わくわくする趣味
アドレナリンが大放出するような「わくらくする趣味」を絶対探しきることです!
これは必須で、一人遊びができることが「おひとりさま」にはなくてはならないこと。
ぜひ、チャレンジして探してみてください。
◆老後に向け趣味が無い方は参考にしてください。きっと見つかります!
(3)お金は最後についてくる?
ファイナンシャルプランナーの相談では、老後資金が不足するから資産形成を進められることが多いですね。それも可能なら積極的に取り組むべきです。
しかし、そんな投資資金は無いし、老後資金2000万円の貯蓄が無い・・・
そんな不安もあるかもしれません。そこは実際に具体的にどんだけお金がかかるのか厳密に調べることです。
収入に見合った生活をするなら、何とか工夫して生きることができるもの。
おひとりさまの生き方がしっかりすると、お金は後からついてきます。
理由は、生き方がしっかり決まると、収入を得る方法や働き方も見えてくるから。
◆現役時代のスキルを活用、60歳代で資格を取って収入を得る方法です。
◆毎月数万円のお小遣いを稼ぐブロブでアフィリエイト。老後は小金が助かります!
おひとりさまの生き方のまとめ
これからの時代はライフプラン3.0のインターネット時代が背景の分散型ネットワーク社会。
この社会を「おひとりさま」で生きるには「つながり」「居場所」「生きがい」が大切です。
ぜひ、自分だけのオリジナルな「おひとりさまの生き方」を見つけてくださいね!
応援しています。