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定年後『62才で隠居生活』仕事をしない選択

サラリーマンを卒業した定年後は、仕事をしないでのんびりと暮らしたい。

そう思っている人は意外と多いのではないでしょうか?

人生100才の時代となり60才の定年後は、まだまだ仕事をしてもらわないと国の制度も持たない。

「生きがいをもってもっと仕事しましょう!」と言われても、どうもぴんと来ないのです。

日本人は、いや、「日本人の男」は、本当は怠け者かもしれません。

そのことを伝える言葉に「隠居」というのがあります。

62才で仕事をやめて隠居を決意した実話です。

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定年後は仕事をしないで、のんびりと暮らしたい

学校を失業して希望する仕事は違う道に就職して、なんとか仕事を頑張って定年退職を迎えるのです。

好きな仕事について、思い通りの仕事ができて、定年退職を迎えた人は、まだ見たことがありません。

現役時代の仕事は、山あり谷ありで「宮仕え」や「忖度」の連続のサラリーマン。

だからこそ、やっと迎えたゴールの「定年退職」だから、定年後はのんびりと暮らしたいのです。

もう、仕事のために朝早く起きて、満員電車に乗って、重い体を引きずって、やっと自分のデスクを前に腰をおろして「ふ~」とため息をつく仕事生活を、定年後は二度としたくないのです。

だから、定年後は「のんびり」と仕事から離れて暮らしたいと思うのです。

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勇気はいるが、62才で仕事をしないことにする

何度も書きたいのですが、定年後は「のんびり」したいのです。

だから、定年後の60才で仕事をやめたいと思うのですが、現実はなかなか厳しい生活があります。

まだ、家のローンが残っているから、仕事をしないで無職の無収入になったら生活ができないのです。

わたしの年代なら、62才から年金の一部で月に14万円程度が支給されるのです。

62才からなので、定年後60才で無職になると、2年間は収入がゼロです。

その上、定年後の1年目は、現役時代の収入をもとに税金を支払うので、無収入なのに何十万円にもなります。

退職金がいっぱいあるのなら、それを切り崩して優雅に生活すればいいのですが、そんなに退職金は無いから、無理ですね。

だから、いやでも無理して定年後の2年間は、さらに頑張って仕事をするのです。

それば地獄なのです。

現役時代は部長でも、定年後に再雇用されると、普通のおじさんです。

アルバイトのおじさんの仕事は若者と同じなので、心身ともに一気に疲れとストレスで満杯になります。

そのおかげで、突発性難聴と現場の重労働な仕事で腰も痛める始末です。

それ以上、仕事を続けると本当に命を落とすかも知れないと危険を感じました。

62才から仕事をしない「隠居生活」を決意?

定年後はのんびりと暮らしたいと思っているのです。

でも、いざ仕事が「無職」というラベルをもらうことになると、生活の不安もあります。

今まで40年間仕事をしてきて、転職すらしたことが無いので、なおさら不安がよぎります。

「無職で、食べていけるのか?」

そんな時の女房は偉かった。

「今まで家族をささえてきたのだから、もう無職でゆっくりしたらいいと思うよ。生活が大変になったらパートでもして食べていけるから」

この、言葉に決して仲が良かった夫婦ではないのですが、涙がでてきました。

そして仕事をしない「無職になる」決意をしたのです。

その後の仕事のあてなどありません。

62才から年金の一部がもらえる

こうして決意したことで「62才から無職の隠居生活」がスタートしたのです。

あこがれの定年後の「のんびりとした生活」の始まりです。

もう、電車に乗って通勤しなくてもいいし、いやな仕事を無理してしなくてもいいのです。

給料がなくなったことと、名刺がなくなったこと、通勤定期がなくなったことが寂しくもあり新鮮でもあります。

夫婦2人の収入は年金の一部14万円だけです。

これで、税金、医療保険、食事、高熱水費など全てを払って生活することになります。

でも、実際に夫婦が知恵を出し合ってやってみると、不安はなくなりました。

何とか生活が出来てしまうし、お金も少し残るくらいにシンプルな生活が可能なのです。

いかに、現役サラリーマン時代は、仕事関係も含めた支出が多かったかがわかりました。

お酒の付き合いや月2~3回のゴルフなど、あっという間にお金が飛んでいました。

もう、仕事がないので、そんなお金も使わないで済むのです。

隠居生活は3年目経過、間もなく65才

「隠居」とは日本の昔の制度です。

隠居を調べると面白いことが分かりました。

「隠居」がひとつの身分であり、1898年(明治31年)に公布・施行された民法第四編第五編(明治31年法律第9号)により制度化されて、1947年(昭和22年)に改正されるまで続けられてきました。

条文(第752条)によると隠居ができる条件は次の通りです。

(年齢)満六十年以上なること(752条)
完全の能力を有する家督相続人が相続の単純承認を為すこと(752条)

解釈すれば、60才以上でないと隠居ができないのです。

今の時代に重ねると、60才の定年後までは「隠居」ができないということですね。

つまり、「定年になる60才までは、しっかりと働きなさい!」という法律です。

そして、隠居したら「戸主」の権限を失い、新しい戸主に権限を委譲することとなっています。

わたしは自称「隠居」なので、まさにその通りですね・・・

65才からの生活と生きがい

「老いては子に従え」という言葉があるように、子供たちに任せて、隠居生活をすることになります。

65才は体も変化してきます。

それまでとは違い、急速に老化も進みます。

だから決して無理はいけないのです。

あるドクターによれば、1週間のうちに20分から60分歩いただけでも死亡リスクが13%~15%も減るというのです。

だからウォーキングで「歩数自慢」になると危ないのです。

65才以上は8000歩以上歩いても効果は無く、逆に体を痛めることにもなります。

今書いているブログは、65才を超えても続けられる面白い趣味です。

おまけにgoogleアドセンスで収益があるのですから、なおさら面白くなります。

念願の定年後に「のんびり暮らす」という夢がかないました。

そして、これから先のことは、これから考えることにして、今を楽しむことです。

2年前までに予定の海外旅行は早めに行きました。

夫婦は明日はわからない命だから、早めに行こうと夫婦で決めたのです。

イタリア、グアム、バンコクなどいろいろ行きました。

残念なことに2,020年1月から新型コロナが発生したことで現在は海外には行けません。

特にイタリアは最高に良い時で、ナポリからミラノまでゆったりと旅をしました。

新型コロナ時代では、もう無理ですね。

人生は何が起きるかわかりません。

定年後にあるのは「今だけ」なので、今を楽しめる生き方にしようと考えています。

ここまで読んで頂きありがとうとざいました。

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60代は人生のゴールデンタイム!

60代は体力・気力・資金も多用はゆとりがある世代ではないでしょうか?生活はつつましくとも、わくわく・どきどき生きれば、人生は楽しくなります。ぼくは、お小遣い0円です。このブログの少しばかりの広告費収入で楽しんでます。現役時代に積み重ねた経験やスキルは老後の今も生きてます。健康に気を付けて無理せずゆっくり暮らしましょう!

この記事を書いた人
なおたん@おっさんずくらぶ

ブログを書いている なおたんです。昭和時代を駆け抜けてきた60代が主役の専門ブログを書いてます!次の時代をワクワクドキドキする生き方を提案しています。老後は楽しく健康で無理なくが一番ですね!■初級システムアドミニストレータ

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