年を取ると記憶が悪くなるようですが忘れない方法はあるのでしょうか?
実は、年を取っても簡単な方法で覚えた記憶を脳に定着させる方法があります。
とっても簡単な方法なので日々実践すると記憶に留めておくことができるようになると言います。
今までよりも忘れないようになれば進歩ですよね!
ぼくはこの方法で夕食や昼食のメニューが言えるかどうかやってみたのですが、今までよりもはっきりと覚えることができています。
ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
覚えたことを忘れない方法とは?
一般的に年を取ると若い時と比べて記憶が悪くなると思います。さっきまで覚えていたことが「あれ、なんだったかな?」と思い出せないことが多くなっていきます。
これは自分でも認知症の始まりかと不安になってしまします。そこで、記憶に留める方法というのをテレビで見たのでその方法を紹介したいと思います。
東北大学加齢医学研究所/東北大学スマート・エイジング学際重点研究センターの教授で瀧靖之先生がご紹介された簡単な方法です。
その説明とは「記憶力がアップする勉強方法」です。
- 勉強の最初に2日前、1日前のことを復習すること。
- そして復習に加えて、ちらっと予習すること。
この方法は2021/11/15 NHK総合 あさイチで放送されました。
この2つの事をすると、記憶に定着するというのです。
瀧先生のお話では、「脳の可塑性」ということをご紹介されました。脳の可塑性とは、脳が変化し成長する性質のことで、どれだけ歳をとっても備わっている能力だと説明されています。
さらに、50代、60代から勉強を始めても、ちょっと時間はかかるけれど確実に能力は伸びるとも説明されています。
年を取ると昨日の食事は何を食べたのかも忘れてしまうことから、この勉強方法をもとに実験をしてみました。
実際に食事のメニューを思い出すことをやってみた!
今回ぼくが行った実験は、瀧先生の方法を使って食事のメニューが記憶できるかどうかです。
この方法を使わないで、どれ位昨日、一昨日の食事のメニューを思い出せるかやってみました。すると、少ししか思い出せません。(これは危ない!)意外と言えません!
瀧先生の勉強方法を取り入れてみた。
今晩の夕食のメニューを覚える前に、昨日、一昨日のメニューの復習をしました。女房にも協力を得て2日間のメニューを口に出して言えるようにしました。
翌日、今日の朝、昼、夜の食事のメニューを記憶します。ぼくは口に出して女房と確認しながら行いました。
そして、明日の食事の予習を少し「朝、昼、晩」のメニュー予定を女房と話して予習しました。
・・・・・
そして翌日の朝、三日前、二日前、昨日のメニューの復習をします。これが80%位は言えたのです。それから、朝のメニューを記憶して、昼食では再度復習をしてからメニューを記憶、夕食では再度復習をしてから夜のメニューを記憶します。そして、明日のメニューの予習をちょっとだけします。
この繰り返しをしてみました。
トレーニングの結果は?
この勉強方法をする前は、ほとんど食事のメニューは記憶にとどまっていません。会話しながら食べたり、テレビを見ながらたべたりするので、食事のメニューさえうろ覚えだったかもしれません。
ところがこの勉強方法を利用して食事をすると、食事のメニューに興味がでてきます。そして、昨日も一昨日のメニューもほぼ覚えているのには驚きです。
毎回復習や予習ができればいいのですが、そうもいかない時もあるので、できるだけやる様にしています。多分日付と重なると、相当記憶に残るような自信にもつながります。
この勉強方法は食事のメニューだけではなく、いろいろな勉強にも役立ちます。
追記:2021年11月22日 記憶は確実に思い出せます!
この記事を投稿する前の11月15日~21日までの7日分の食事で何を食べたのか「朝食」「昼食」「夕食」を全て口に出して言うことができました。
記憶力が人よりも悪いと言われていたぼくですが、自分でも驚いています。ぼくは復習を3日前の食事からやって、明日の予習もやりました。
まとめ
今回は記憶力がアップするという勉強法を利用して、昨日食べた食事のメニューを覚えているかをテストして、それが記憶される方法を紹介しました。
人は年を重ねても「脳の可塑性」という特徴から、脳は成長することがわかりました。何歳からでも記憶に残る勉強ができることになります。
60代からでも記憶に残る勉強方法を手に入れたので、ワクワクするような新しい勉強をしていきましょう!
方法は簡単でしたね!。
勉強の前に1,2日まえの復習をして、次の予習をちょっとだけするだけです。