はじめに:お酒好きシニアの悩み

定年後の楽しみとして「晩酌」が日課になっている方も多いでしょう。
しかし、気づけばお腹まわりが気になる…健康診断では「メタボ予備軍」と言われた…そんな方は少なくありません。
私もその一人でした。
ところが、思い切ってお酒をやめたところ、わずか半月で3㎏減少! 体も軽くなり、血圧も下がり、頭もスッキリ。まるで若返ったような感覚でした。
今回は、その実体験をもとに「お酒をやめると体がどう変わるのか」「どうやって断酒を続けられるのか」をお伝えします。
お酒をやめると体重が減る理由

- アルコールのカロリーは意外に高い
ビール1本(500ml)で約200kcal。晩酌で2〜3本飲むと、それだけでご飯2杯分以上のカロリーになります。 - つまみで余分なカロリーを摂取
お酒を飲むと、脂っこいもの・塩辛いものが欲しくなります。結果、知らぬ間にカロリーオーバーに。 - アルコールが脂肪の代謝を妨げる
体はアルコールを優先的に分解するため、脂肪燃焼が後回しになります。そのため、飲み続けると太りやすくなるのです。
お酒をやめるだけで、自然と摂取カロリーが減り、脂肪の燃焼がスムーズになります。
つまり、断酒は「食事制限なしのダイエット」でもあるのです。
実体験:半月で3㎏減、体も心も軽くなった!

お酒をやめてから、最初の1週間は正直つらかったです。
夕食後に「ちょっと飲みたい」という習慣が残っていて、何度も誘惑に負けそうになりました。
しかし、2週間ほど経つと、体に変化が。
- 朝の目覚めがスッキリ
- 体が軽く感じる
- 血圧が下がった
- 顔のむくみが消えた
- 何より、頭がクリアになった
そして体重計を見ると、マイナス3㎏!
無理な運動も食事制限もなし。ただ「お酒をやめただけ」です。
断酒を続けるためのコツ

- 「飲まない理由」を明確にする
「健康のため」「家族のため」「旅行を楽しむため」など、目的をはっきりさせることで意志が強くなります。 - 代わりの習慣を作る
夜のリラックスタイムに「炭酸水」「ハーブティー」「ノンアルビール」を楽しむと、満足感が得られます。 - お酒を置かない環境を作る
目の前にあると誘惑されます。家にお酒を置かないことで、断酒が続きやすくなります。 - 「今日だけやめよう」でOK
最初から「一生やめる」と思うとプレッシャーが大きいです。
まずは「今日1日だけ」続けてみましょう。それが積み重なっていきます。
ぼくがお酒を断つためにやったこと

ぼくはリタイアして家にいるので、夕方になるとお酒を飲みます。
大相撲が始まったら、観戦しながらお酒を飲んで楽しむので、開始時間も早まります。
お酒を飲むと、食欲が増すので、ラーメン、冷蔵庫の残り物、お新香などをあさり、しめには美味しい高級なお酒を1杯飲んで寝るような感じで幸せでした。
ところが、最近体重がどんどん増えて、血圧も高くなり危機感が!
断酒することにしました。
これがなかなか難しいですね。
お酒を飲まない夜は、なにか寂しいくて手持無沙汰になります。
そこで試したのが、夜パソコンに向かうことです。
ぼくにはブログという趣味があったので、記事を書くことにしたのです。
これが結構いい感じで、あっという間に2時間程度は過ぎてしまい、眠くなります。
こんな感じで、断酒から初めの2週間で体重が3㎏減量、血圧も下がりました。
気持ちいいので、いまでも断酒継続中です。
シニア世代こそ「お酒をやめる勇気」を

お酒を楽しむ時間も人生の潤いのひとつです。
しかし、健康を害してしまっては、その楽しみも続けられません。
私の場合、断酒によって体も心も軽くなり、生活が前向きになりました。
食事が美味しくなり、散歩が楽しくなり、何より毎朝の目覚めが気持ちいい。
シニア世代こそ、「今からでも遅くない」健康習慣を始められます。
断酒はその第一歩です。
体も心も若返る実感を、ぜひ体験してみてください。
まとめ
- お酒をやめると自然に体重が減る
- 半月で3㎏減・血圧も改善・頭がスッキリ
- 続けるコツは「目的を明確に」「代わりの習慣を作る」
- シニア世代こそ、断酒で若さと健康を取り戻せる
