60歳ごろまでは元気で多少の無理もなんとかできた。
でも60歳を過ぎると急速に老化が進んでいることを実感するものです。
人はだれしも老いることを避けることはできません。
では、老化にどう立ち向かっていったらいのでしょうか?
今回は60歳になり健康に関する課題が増えていく不安にどうすればいいのか調べてみました。
当記事を読むと元気で老いを楽しめるようになります。
60歳から老化が倍速で進む実感?
60歳を過ぎると本当に老化を実感しはじめます。
そして60歳後半になると、さらに老化が倍速で進むことを実感するのではないでしょうか?
人間である以上、年を重ねれば体はだんだんいうことをきかなくなる「老化」は避けることができません。
階段を上るときヒザに不安を感じるようになってきた。
階段を降りる時はさらに不安を感じて手すりに摑まることも増えてくる。
歩くのがだんだん遅くなってきた。
洗い物でお皿をぶつける頻度が増えてきた。
ゴミ袋を結ぶ時にやたらと時間がかかるようになってきた。
よく聞こえていた耳も徐々に遠くなりテレビのお音量が大きくなるのを実感する。
眼が覚めて朝だと思って時計を見るとまだ23:30だったりする。
健康診断に行くのが怖くなってきた・・・
お酒を少しでも多く飲むと翌日まで残ることが増えてくる。
ドレッサーで久しぶりに頭髪をみてその薄さにどっきりする。
老いの現象は、数えたらきりがないほど増えてくるのが、なかなか受けいれられない60歳。
とは言え60歳でも70歳でも80歳でも、老いてはいるものの元気な方も見かけます。
老いの遺伝子には差があるとはいえ、老いるスピード感が違うような気がするのです。
60歳からの健康の課題とは?
60歳になると健康の課題が増えてくることは当然ですね。
60歳、つまり還暦を迎えると体の中はかなり老化が進んでいると言われています。
気になるのは自律神経の乱れや、ロコモティブシンドロームといって「運動器の機能低下」に注意が必要となります。
運動器とは人の身体を動かすために働いている組織のことです。
具体的には、脳、脊髄、末梢神経、筋肉、関節、骨、軟骨、椎間板のことを指します。
運動器の各組織は連動しているためどれかひとつの組織が欠けると歩行や日常生活活動に支障をきたすようになることが知られています。
健康維持に必要なこと
自律神経の乱れを整えるためには、規則正しい生活習慣、適度な運動、栄養バランスの良い食事が重要です。
また、運動機能を維持するためには健康長寿ネットによれば、次のようにすすめています。
運動機能の向上を図ることは、身体活動量を増やし、活動的な生活を送ることを促します。活動的な生活の中で、主婦として家事を行うことや、清掃活動やボランティア活動、趣味などに取り組むことで、社会的な役割を担うこと、精神的にも充実した日常生活を送ることを促し、日常生活の質(QOL)を高めることが大切です。
引用:公益財団法人長寿科学振興財団 高齢者の運動機能向上
参考サイト:公益財団法人長寿科学振興財団 高齢者の運動機能向上
病気のリスクが高まる60歳代は、勇気を出してがん検診や定期健診を心がけることも必要です。
健康維持に役に立つ4つの生活習慣
健康を維持するためには、以下の4つの生活習慣が役立ちます。
- 朝日を浴びる
- リズム運動
- 食事管理
- 運動習慣
朝日を浴びる
健康維持には朝日を浴びることが大切です。
その理由は、朝日を浴びることで体内の時計のずれをリセットし、さらに夜の良質な睡眠につながるからです。
これは医学的にも研究されています。詳しく記事を書きましたのでもしよかったらご覧ください。
リズム運動
ウォーキングなど一定のリズム運動をすることで健康維持につながります。
理由は、リズム運動をすることでセロトニンの分泌を促すからです。
セロトニンがなぜ健康維持につながるか詳しい内容は以下の記事で紹介しています。
食事管理
60歳に限らず、健康維持には太りすぎも痩せすぎも注意が必要です。
健康維持にはバランスの良い食事を心がけることが必要です。
食事の回数と健康維持の関係はどううなっているのか以下の記事を書きました。
運動習慣
健康維持には、ラジオ体操やストレッチ、スクワットなどを毎日無理なく続ける習慣が大事です。
60歳から健康維持に必要なこと(まとめ)
人はだれしも老いることを避けることはできません。
60歳になり健康に関する課題と健康維持について解説しました。
登記維持で紹介した習慣を生活の中に取り入れてみましょう。
60歳以降も健康的な生活を送ることが期待できます。