「このブログはアフィリエイト広告を利用しています」

北海道・ご当地「旭川ラーメン」の歴史と特長。Wスープとラードを使う理由

北海道のラーメン
この記事は約4分で読めます。

北海道のご当地ラーメン「旭川ラーメン」はどんな歴史と特長があるのでしょうか?

今回は旭川ラーメンが生まれた旭川の文化と旭川ラーメンの歴史と特徴を解説します。

「PR」

ご当地ラーメンを生んだ北海道・旭川の文化

旭川雪まつり 屋台
旭川雪まつり 屋台

北海道には3大都市「札幌」「旭川」「函館」があります。

それぞれにご当地ラーメンが有名です。

北海道旭川市では「旭川ラーメン」が有名です。

旭川市は北海道の内陸部「上川盆地」の真ん中に位置している人口約33万人の都市です。

旭川の気候は冬はマイナス20度を下回る日もあります。

1~2月の早朝には「ダイヤモンドダスト」に出会うこともあります。

年間雪日数が100日を超える地域ですが、夏は25度を超える日もある寒暖差の激しい気候が特徴です。

「旭川ラーメン」は、この気候と土地に根差している特徴のあるご当地ラーメンです。

旭川ラーメン発祥の歴史

旭川は北海道の中心部にあるため、海には面していません。

しかし、古くから物流の拠点としての役割をはたしていました。

内陸部でありながら海産物は手に入れやすい土地でもあり、このことが旭川ラーメンのスープにも影響を与えたのではないでしょうか。

ご当地・旭川ラーメンの発祥は様々な説があります。

1936年創業「八条はま長 」説

その中でも、最近2015年に閉店となった「八条はま長 」(はちじょうはまちょう)の存在があります。

「八条はま長 」は、旭川ラーメンのルーツとして口コミでも有名。

1936年創業で2015年までの約80年の歴史をもつ店でした。

1936年(昭和10年)に旭川でラーメンをメニューに出した蕎麦屋として知られています。

人気があったのラーメン店なので閉店となったのは残念です。

1934年開店の「芳蘭」説

「八条はま長」がラーメンをメニューに出した1936年(昭和10年)よりもさらに2年前の1934年(昭和8年)。

札幌ラーメンの元祖と言われている「竹屋食堂」が旭川に支店「芳蘭」を開店したのです。

この竹屋食堂の支店「芳蘭」こそ、旭川に中華麺の文化をスタートさせたという説もあります。

戦後になると、1947年(昭和22年)創業の2店、「蜂屋」と屋台の「青葉」がラーメンの営業を開始しました。

旭川ラーメンの特徴でもある「Wスープ」「低加水麺」が形成されていったと言われていて、現在の「旭川ラーメン」の特徴をすでに持っていたようです。

1950年代に入ると「特一番」、「天金」が創業して旭川ラーメンの源流を定着させていったと思われます。現在の旭川ラーメンに続いています。

「PR」

ご当地・旭川ラーメンの特徴

旭川Wスープ/(写真は、同系の札幌醤油ラーメン)
旭川Wスープ/(写真は、同系の札幌醤油ラーメン)

旭川ラーメンには次の特徴があります。

  1. Wスープを使う
  2. スープにラードを入れる
  3. シンプルな麺と具材

この特徴を解説します。

特徴1.Wスープ

旭川ラーメンの特徴のひとつはスープにあります。

「Wスープ」です。

「Wスープ」とは、魚介類のだしと、豚骨・鶏ガラ・野菜のだしをあわせたスープです。

先に説明したように、旭川は内陸部にありながら、流通の拠点。

つまり海産物が容易に手に入ったようです。

なので、スープにも魚介類をだしとして利用できるメリットがありました。

Wスープは醤油ダレで味付けをしています。

旭川では多くのラーメン店でこのスタイルが採られています。

特徴2.スープにラードを入れる

さらに、ご当地ならではの特徴があります。

スープにラードを入れることです。

ラーメンのどんぶりをみるとスープにたくさんの油が浮いているのに気が付きます。

醤油ダレのスープにラードが入ることで、スープの表面に油膜ができます。

つまり「ラーメンから立ち上がる湯気をおさえ、ラーメンが冷めるのを防いでいる」と言います。

旭川の冬は厳しい気候。

氷点下20度~30度の環境のなかから生れたと、ご当地ならではの知恵ではないでしょうか。

特徴3.シンプルな麺と具材

麺は中細のちぢれ麺が特徴となっていて、多くの店で採用されています。

具材は、ネギ、チャーシュー、メンマといたって昔ながらのシンプルなものです。

現在では、これらの歴史を継承する旭川ラーメンもあれば、さらにバリエーションをくわえた特製のラーメンも出て来ています。

「PR」

まとめ

ここまで「北海道・ご当地「旭川ラーメン」の歴史。冷めにくい醤油スープとは?」についてしょうかいいたしました。

昔から流通の拠点として栄えた旭川だからこそ、内陸部でありながら魚介類が手に入りWスープで提供することができたのですね。

ダイヤモンドダストができるくらい気温が下がる旭川で、ラードをたくさん使った醤油ベースのスープは、気候が生み出したワザでもありました。

厳し気候と古からの物流の拠点のなかで誕生した、ご当地「旭川ラーメン」をあらためて食べたくなってきました。

【参考】北海道・旭川市公式サイト
https://www.city.asahikawa.hokkaido.jp/