栃木県佐野にあるご当地「佐野ラーメン」は東北自動車道で食べることができます。
渋滞中の東北自動車道の佐野SAで休憩したついでに佐野ラーメンを食べてみました。
東北自動車道の上りSAに佐野ラーメン
東北への車旅の帰りにラーメンが食べたくなり、福島県ご当地「白河ラーメン」か栃木県ご当地「佐野ラーメン」か迷う。
車を走らせていてラーメンを食べる時間に通過するのが佐野SAでした。
そこで、佐野ラーメンを食べることにしました。サービスエリア内のフードコードに佐野ラーメンがあるようです。
行ってみることにしました。
ご当地「佐野ラーメン」のショップがある
佐野SAのフードコートに入ると真ん中に佐野ラーメンがありました。
感染防止対策がしっかりとされていて安心です。
平日の午後という時間帯でもあり、空いていました。
佐野ラーメンのメニューは3種類。
この中で定番の佐野ラーメン690円を選んで注文。
栃木県ご当地の佐野ラーメンは、昭和初期にまだ人口が約5万人だった街に160軒近いラーメン店があったといいます。当時、佐野の主な産業は繊維業でした。
そこで働くお母さん方は忙しく、家庭では食事ですぐに食べられる「ラーメンの出前」が利用されていました。出前のラーメンは、佐野の産業を支える人々の食べ物として、生活に深く根付いたものだったと伝えられています。
佐野ラーメンを食べてみた
佐野ラーメンの特徴は、醤油ベースの「澄んだスープ」とコシのある「ちぢれ麺」。
麺は「青竹打ちの平麺」を用いているのが「佐野ラーメン」の特徴となっています。
「青竹打ち」とは、青竹に脚をかけ、竹の下に麺の材料となる練った小麦粉の塊を置き、体重をかけて延ばしていく方法です。コシの強い麺となり、太さは中太から細麺、平打ちなどがあります。
注文から3分程度で佐野ラーメンができたとリモートでお知らせが来ました。
やはり想像した通り黄金の清湯スープです。コシの強い麺で、太さは中太から細麺が混じっていてスープが良くからみます。
至ってシンプルでありながらコクのある清湯スープは絶品!
チャーシューは大きくたっぷりあります。
満足した佐野ラーメンの味でした。