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九州ご当地・宮崎ラーメンの歴史。醤油味のあっさりした豚骨ベースが特徴

九州地方のラーメン
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宮崎ラーメンは、どんなラーメンなのでしょうか?

九州の宮崎といえば、南国のイメージが強くマンゴーなどが第一印象になっていますよね。

宮崎には伝統的な豚骨ラーメンがあるというのですが、博多、久留米、長浜、熊本の豚骨ラーメンが有名で影が薄いようです。

宮崎の文化も含めて宮崎の豚骨ラーメンを紹介します。

(トップ写真は、よく似ている鹿児島ラーメン)

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九州宮崎の歴史と文化

宮崎 日南海岸

宮崎県内にはさまざまな神楽が受け継がれておます。毎年11月末から翌年2月にかけて、秋の実りへの感謝と翌年の豊作を祈って夜をとおして神楽が舞われます。

高千穂町の夜神楽(よかぐら)、 西都市の米良神楽(めらかぐら)、 椎葉村の椎葉神楽(しいばかぐら)、五ヶ瀬町の荒踊(あらおどり)、山之口の文弥人形(ぶんやにんぎょう)等があります。なかでも高千穂町の夜神楽は有名です。

また、宮城県は古墳もたくさんあります。

宮崎県西都市 西都原考古学博物館
宮崎県西都市 西都原考古学博物館

西都市の西都原古墳群(さいとばるこふんぐん)、国富町の本庄古墳群(ほんじょうこふんぐん)、日南市の飫肥城跡(おびじょうあと)、宮崎市の佐土原城跡(さどわらじょうあと)、安井息軒旧宅(やすいそっけん)等が点在しています。

西都原古墳群

なかでも、西都原古墳群にはさまざまな形をした300以上の古墳(こふん)があります。

西都原古墳群
西都原古墳群

男狭穂塚(おさほづか)女狭穂塚(めさほづか)という古墳は、神話に出てくるニニギノミコトとコノハナサクヤヒメのお墓だと伝えられています。

男狭穂塚(おさほづか)女狭穂塚(めさほづか)
男狭穂塚(おさほづか)女狭穂塚(めさほづか)

ご当地・宮崎の豚骨ラーメンの歴史

歴史と文化の宮崎県には、ご当地ラーメン「宮崎ラーメン」があるといいます。

九州では福岡県の九州豚骨ラーメン発祥の「久留米ラーメン」、そこから広がった「博多ラーメン」「長浜ラーメン」「熊本ラーメン」「玉名ラーメン」が有名ですよね。

ところが、「宮崎ラーメン」というご当地ラーメンはあまり聞きません。

宮崎辛麺の方が有名?

宮崎ラーメンというと、最近では「宮崎辛麺」が有名になったようです。

宮崎辛麺
宮崎辛麺

元祖「桝元」の辛麺は「こんにゃく麺」と言うのですが、「そば粉と小麦粉」が主原料でこんにゃくは使っていません。こんにゃくによく似た食感の独特の麺ということからそう呼ばれています。

2007年には日清食品がカップ麺を作り、さらに明星チャルメラからもインスタントラーメン「宮崎辛麺」が販売されている程、大人気です。

さて、話を戻すと「宮崎ラーメン」の影が薄いようなのですが、しっかりと歴史を刻んでいます。

宮崎ラーメンの歴史は諸説あり、これだという根拠はみつかりませんでした。

宮崎ラーメンは、博多系の豚骨ラーメンの流れをくんでいるようですが、ドロッと濁ったスープではなく、醤油系のあっさりとした豚骨スープです。

この種類は「鹿児島ラーメン」の豚骨スープに近いような感じです。

宮崎ラーメンを提供しているラーメン店の中で「昭和39年創業の栄養軒」があります。豚骨系の醤油味のスープがその特徴を継承しています。

宮崎豚骨ラーメンの特徴

出典:宮崎食堂の「栄養軒」より
出典:宮崎食堂の「栄養軒」より 宮崎ラーメン

写真の「宮崎食堂」とは、宮崎市の地域に根ざした食の豊かさを、地元の方々と一緒に発信していくプロジェクトです。宮崎市全体を大きな「食堂」と見立てたプロジェクトで、宮崎市のグルメなど情報発信の拠点です。(〒880-8505 宮崎県宮崎市橘通西1丁目1番1号)

宮崎ラーメンの特徴は、豚骨ダシの醤油味のあっさりしたスープです。麺は中太のストレート麺を使っています。

そして、突き出しとして「たくあん」が出てくるのも宮崎ラーメンの特徴です。

よく似ているのが、鹿児島ラーメンです。

鹿児島ラーメン

同じようにラーメンができるまでたくあんを食べて待ってます。

九州の久留米の豚骨ラーメンの濃厚であっさりしているラーメンと、九州南部の鹿児島ラーメン、宮崎ラーメンの様に醤油味のあっさりした豚骨スープで「たくあん付」という文化に別れているようです。

まとめ

今回は「九州ご当地・宮崎ラーメンの歴史。薄い醤油のあっさりした豚骨ベースが特徴」について紹介しました。

九州のラーメンは豚骨ベースで北部と南部ではちょっと違った歴史と文化があるようです。

宮崎県を訪れたら、ぜひ宮崎ラーメンを食べてみて欲しいです!