大晦日には年越しそばを食べる風習が日本にはあります。
とすれば「年越しラーメン」があってもいいのでは?そんな疑問から年越しラーメンの存在を調べてみました。
なんと地方のご当地ラーメンには「年越しラーメン」の風習が残っているのです。
ご紹介いたします。
ご当地飛騨の高山ラーメンを「そば」と呼ぶ
日本各地で食べられているご当地ラーメンには面白い呼び方があります。
日本にはお蕎麦があり古い歴史と文化をもっています。
そのためラーメンを「そば」と呼ぶ地域があるのです。
秋田県横手市のご当地「十文字ラーメン」は正式には「十文字中華そば」と呼びます。
また岐阜県高山にはご当地「高山ラーメン」があり、地元では「そば」と呼んでいます。
日本の蕎麦は「日本そば」「生そば」と呼び、ラーメンの「そば」との区別をしています。
いずれにして高山ではラーメンは「そば」という呼称なのです。
実は、この岐阜県の高山ラーメンこそ「年越しラーメン」として有名なのです。
大みそかには年越し「高山ラーメン」を食べる風習
岐阜県高山はラーメン店が多いことでも知られています。
なんと高山では、年越しそばとして年越しラーメンが好まれているというのです。地元でラーメンをそばと呼ぶことと、ラーメンが食べられている文化からなのでしょうか。
この大晦日に年越しラーメンを食べるのは、高山ラーメンのルーツにも関係しているかもしれませんね。
もともとラーメンは中華そばと呼ばれていることからも「そば」という日本の文根ざしています。
このことも年越しラーメンが食べられる一つの要因ではないかと考えます。