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北海道・東北のご当地「味噌ラーメン」とは?特徴と歴史を紹介

東日本ご当地ラーメン
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北海道から東北にかけてご当地「味噌ラーメン」があります。

味噌ラーメンの発祥の歴史やご当地味噌ラーメンの特徴などをご紹介します。味噌とラーメンの出会いから生まれた日本の「味噌ラーメン」には、どんな特徴があるのでしょうか?

ぜひ歴史ある味噌ラーメンを現地で食べてみてはいかがでしょうか?

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味噌ラーメンの歴史とは?

日本で味噌ラーメンが初めて作られたのは北海道の札幌で1955年(昭和30年)といわれています。

また1961年に札幌市で生れた「味の三平」の味噌ラーメンが元祖といわれていることも紹介されています。

どちらにしてもこの時代に北海道では味噌ラーメンができたことには間違いないようです。

記録によると、札幌の味噌ラーメンは「暮しの手帖」(1955年11月号)に記事が掲載されたことがきっかけとなり、全国に知られることになったといいます。また、インスタントラーメン「サッポロ一番」が人気となり、ますます札幌ラーメンの知名度がアップして全国に広まっていきました。

一方、東北でも時をほぼ同じくして味噌ラーメンが作られています。それは山形県のご当地ラーメンです。1960年に山形県赤湯で味噌ラーメンは作られています。

北海道にしても山形県にしても味噌ラーメンが初めて作られたことが資料から伺えます。

北海道のご当地味噌ラーメン

札幌味噌ラーメン
札幌味噌ラーメン

北海道ご当地ラーメンのひとつに札幌ラーメンがあります。札幌ラーメンには「塩ラーメン」「醤油ラーメン」「味噌ラーメン」があります。

札幌味噌ラーメンは「豚骨スープ」の他に、複数のベースを組み合わせるダブルスープをとっている店もあります。「豚骨+鶏ガラスープ」、「豚骨+魚介スープ」などです。

札幌ラーメンの特徴は豚骨などのスープにラードなどを浮かべ、厳しい寒さからラーメンが冷めるのを防ぐための工夫だと言われています。

東北のご当地味噌ラーメン

東北地方にも山形県と宮城県にご当地「味噌ラーメン」があります。

山形県の味噌ラーメン「赤湯ラーメン」

山形・赤湯ラーメン
山形・赤湯ラーメン

味噌ラーメンは説明したように1961年に札幌市で生れた「味の三平」の味噌ラーメンが元祖といわれています。しかし、ほぼ同時期の1960年に山形県赤湯で味噌ラーメンは作られています。

赤湯ラーメンの歴史は、1958年(昭和33年)「龍上海」の創業に始まります。

南陽市(旧赤湯町付近)のご当地「赤湯ラーメン」は、「龍上海」という店が考案した登録商標で、「赤湯からみそラーメン」「赤湯辛味噌ラーメン」とも呼ばれています。

味噌汁に麺を入れて食べたら、その味が美味しかったといいます。その後、試行錯誤を繰り返した結果、特徴のある赤湯スタイル「みそ中華」が完成しました。

「赤湯特産の唐辛子」「山形の赤味噌」に「ニンニク」「香辛料」を加えた「辛味噌」が特徴です。

宮城県の味噌ラーメン「仙台ラーメン」

仙台辛味噌ラーメン
仙台辛味噌ラーメン

仙台藩の初代当主「伊達政宗」の頃の特産品の影響を受けている可能性があるようです。

歴史をさかのぼり、仙台藩初代当主伊達政宗の時代。仙台藩の特産品に味噌があったと言います。寛永3年(1626年)に、伊達政宗公は「御塩噌蔵」と呼ばれる日本初の味噌工場を作ったのです。

この歴史ある土地柄から仙台のご当地味噌ラーメンの元祖として「 味よしラーメン」中倉本店が、老舗として現在に至っています。特徴は辛味噌仕立てとなっていることです。

まとめ

北海道から東北にかけて歴史的背景のあるご当地「味噌ラーメン」を紹介しました。

日本では昔から庶民に親しまれてきた味噌がベースとなって味噌ラーメンが作られました。

北海道、東北に出向いた時にはぜひご当地味噌ラーメンを現地で味わってはいかがでしょうか。