久しぶりにラーメンと餃子が食べたくなり、あの幸楽苑へ。
タブレットでラーメンと餃子を注文、しばらくすると運んできたのがロボット!
とうとうラーメン店にもこの時代がやってきたのですね。
最近IT化が進んでいて食べに行く度にいろんな新しい取り組みに出会うお店が幸楽苑です。
幸楽苑の歴史と配膳ロボットとはどんなものなのでしょうか?
幸楽苑の創業の歴史とは?
昭和二十九年創業のキャッチで人気のラーメン店を展開する「幸楽苑ホールディングス」。
経営理念は「我々は我々が提供するラーメンと食を通じて世界中のお客様を幸せにする」としていてラーメンのグローバルな展開をしているのが特徴ですね。
その源流について公式サイトで調べると1954年(昭和29年)にさかのぼります。創業者は新井田司(現代表取締役会長の新井田傅の実父)さんで、福島県の会津若松市で始めた店「味よし食堂」でした。
この店舗は約6坪の広さで、たった3人でスタートした食堂が幸楽苑の源流だと紹介しています。 当時は、うどんが20円、天ぷらうどんが25円、ラーメンが35円のメニューがありました。うどんも提供していたのですね。
ロボットが運ぶラーメン
前回久しぶりに食べに行った幸楽苑はコロナ対策もあり、注文スタイルがタブレットになっていました。タブレットでの注文は一般的に導入されているのが最近急速に進んでいるようです。
タブレットでラーメンと餃子を注文。しばらくすると運んできたました!
なんと「ロボット」がラーメンと餃子を乗せてテーブルの前に泊まりました。レシートも一緒にのっていました。ロボットからラーメンと餃子をテーブルに移すのですが、これがまたやりやすいのです。
ラーメンを運ぶ幸楽苑のロボットとは?
幸楽苑が導入した配膳ロボットは「PEANUT」。2022年4月13日現在公式サイトで公表している導入店は次の通りです。
本宮店、矢野目店、栃木店、鷲宮店、土崎店、栄町店、東寺山店、泉ヶ丘店、吹上店、相馬店、西バイパス店、富田店、越谷明神店、若柴店、安積店、北本店、若宮店、イオンタウン山梨中央店、君津店、日立多賀店、東鎌ヶ谷店、佐倉鏑木町店、国立府中インター店、柴田店、千葉中央店、沼津西沢田店、大和福田店、松戸五香店、上泉店、水戸末広店、米沢店、町田木曽店、袖ヶ浦店。
配膳ロボットを導入した理由は、新型コロナウイルス感染症の対策のため非接触型の配膳を自動化すること。そして、店舗スタッフの負担を軽減することです。その効果はサービス中心の働き方へシフトできることだとしています。
このロボットを作っているのが店舗システムを開発している「株式会社日本システムプロジェクト」。
「ラーメンをロボットが運ぶ」
引用:株式会社日本システムプロジェクト
どこもまだやったことの無いこの取り組みに幸楽苑様は本社会議室を疑似店舗に見立てて、1ヵ月におよぶ実証実験を行いました。
導入に向けて、「ラーメンの盛り付け方、トレーの置き方、食器・どんぶりの形の検討、店舗構造、オペレーション見直しなど試行錯誤を重ね、問題点を洗い出し」などを研究したといいます。
配膳ロボットがかわいい!
ロボットがスイスイとラーメンと餃子を運んできました。そしてテーブルの前までやった来るとご挨拶。
ラーメンと餃子を受取るとロボットはいろいろ話しながら戻っていきます。
帰りにおみやげが返ることもしっかりとアナウンスしているところは、PRも忘れていません。
めずらしいから写真撮影をしました。すると帰り際に「SNSにのせてね!」と言いました。
本当にかわいいロボットでした。