ご当地ラーメンとして根強い人気となっているのが「徳島ラーメン」ではないでしょうか。
庶民の味として70年以上の時代を越えて現代まで、その味は引き継がれています。
では、ご当地・徳島ラーメンはどのようにして誕生したのでしょうか?
徳島ラーメンの一番の特徴はなんでしょうか?
そんな疑問が湧いてきました。
そこで、この記事ではご当地・徳島ラーメンの、
・徳島ラーメンの歴史
・徳島ラーメンの特徴
を調べて、まとめてみました。
ぼくは、四国まで「徳島ラーメン」を食べに行きました。
約70年の歴史をこえてきた味を知りたくて行きました。
そんな四国のご当地・徳島ラーメンの味も参考にしています。
ご当地・徳島ラーメンの歴史とは?
今では大変便利になったインターネットを駆使して、徳島ラーメンの歴史を調べてみました。
北海道のご当地・札幌ラーメンは約100年を超える歴史がありますが、
徳島ラーメンも約70年という長い歴史をもっているご当地ラーメンです。
戦後、屋台から始まる
資料を調べてみると、徳島ラーメンは終戦後間もなく屋台から始まったとされています。
創業1942年の徳島ハム(現在の日本ハム)があったことから、とんこつが安く手に入ったようです。
そんなことから、とんこつをベースにしたスープの徳島ラーメンは、地元に根ざしたラーメンとなっていったようです。
徳島ラーメンの特徴
初めて徳島ラーメンを食べに店に入ってメニューを見た時に、不思議なお品書きがありました。
「黒とんこつ」「白とんこつ」という表記がありました。
店主に聞いたことと、後に資料を調べてわかったことがあります。
3種類のスープがある。
ご当地・徳島ラーメンには3色(種類)のスープがあるのです。
黒(茶)系スープ、白系スープ、黄色(黄金)系スープです。
黒(茶)系スープ
とんこつスープを濃口醤油やたまり醤油で味付けしています。
徳島系と呼ぶこともあります。
豚バラ肉と生たまごをトッピングして、すき焼き風にするのが一般的です。
白系スープ
とんこつスープを薄口醤油や白醤油で味付けしています。
小松島系と呼ぶこともあります。
黄色(黄金)系スープ
鶏ガラスープを薄口醤油で味付けしています。
鳴門系と呼ぶこともあります。
クリーミーでコクがある割には、あっさりした味です。
基本は、とんこつと鶏ガラを組合せて作るスープが主流で店ごとにアレンジがされているのが特徴です。
麺・具材の特徴
麺の特徴は、あまりちぢれていない麺を使っていて、長さは短めとなっています。
具材は、シンプルで豚すら(薄切りの豚バラ肉)、チャーシュー、辛ネギ、青ネギ、白髭ネギ、メンマ、味玉などのアレンジとなります。
まとめ
ここまで「ご当地・徳島ラーメンの歴史と特色!黒・白・黄の3系統のスープとは?」について紹介しました。
徳島ラーメンは、3系統のスープが楽しめます。
豚バラ肉と生卵のトッピングは、まさに「すき焼き風のラーメン」ともいえるおいしさです。
徳島に訪れたらぜひ食べたいのが、ご当地・徳島ラーメンですね。