ラーメンによく使われている具に「もやし」があり美味しさを引立ててくれます。
しかし、なぜラーメンにもや使われているいるのでしょうか?
今回はラーメンの具「もやし」について、
- ラーメンの具「もやし」の歴史とは?
- もやしが使われているご当地ラーメン
- ラーメンともやしの栄養
を紹介します。
ラーメンの具「もやし」の歴史とは?
ラーメンの具としてつかわれている「もやし」の歴史は意外なものでした。
ラーメンにもやしが初めて使われたのは、北海道札幌のご当地「札幌ラーメン」からと言われています。
札幌ラーメンの歴史を書いた記事でもご紹介しました。もともと札幌ラーメンの具材は、チャーシュー、メンマ、ネギなどが一般的です。そこに、野菜炒めを載せるのが定番となっています。
実は野菜炒めを使う理由が「もやし」と関係があります。
札幌ラーメンといえば「札幌味噌ラーメン」の発祥でも知られています。札幌味噌ラーメンの生みの親の大宮守人さんの発想からです。
それは、「麺が茹であがるまで時間があるので、その間に野菜炒めでも作ってみようと思った」ということからです。野菜で安価に使えるのが「もやし」でした。
ラーメンにもやしが使われた最初のことでした。
もやしが使われているご当地ラーメン
ご当地ラーメンでは、やはりもやしが使われている地方が多くあります。
その中から、札幌ラーメン以外で2つ事例をご紹介します。
ご当地「広島ラーメン」の黒豆もやし
ご当地「広島ラーメン」の具材で目立つ特徴は、黒豆モヤシを茹でた「茹でモヤシ」を使っていることです。
ご当地「宮崎ラーメン」のもやし
宮崎ラーメンの具にも、もやしがたっぷりと使われていますね!
北海道の札幌ラーメンが発祥と言われている具の「もやし」は、今や全国で使われています。
ラーメンともやしの栄養
最後にもやしの栄養について簡単に説明します。
もやしに含まれている成分と働きは以下の通りで、ラーメンと一緒に食べるのはとても理にかなっているのです。
- ビタミンB群:体内でエネルギーをつくり出す。疲労の予防や集中力アップ。
- ビタミンC:皮膚の老化防止、免疫力アップ、ストレス緩和。
- カリウム:高血圧の予防やむくみの解消。
- 食物繊維:便秘の予防・改善、心筋梗塞・糖尿病など生活習慣病の予防。
- カルシウム:骨や歯を作り血液の凝固や筋肉の収縮など体内機能を調節する。
- アスパラギン酸:疲労回復やスタミナ増強。もやしはアスパラより多く含む。
もやしにはたくさんの栄養が含まれているのですね!
まとめ
ここまで読んでいただきありがとうございました。ラーメンによく使われている具「もやし」の歴史を紹介しました。
札幌ラーメンがもやしのトッピングの原点だったことが分かりました。今や全国のラーメンでも使われています。
もやしには栄養がたくさん含まれているので、たっぷりといただきましょう!