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ラーメンの具「もやし」の歴史。いつから使われてきたの?

ラーメンの基礎知識
この記事は約3分で読めます。

ラーメンによく使われている具に「もやし」があり美味しさを引立ててくれます。

しかし、なぜラーメンにもや使われているいるのでしょうか?

今回はラーメンの具「もやし」について、

  • ラーメンの具「もやし」の歴史とは?
  • もやしが使われているご当地ラーメン
  • ラーメンともやしの栄養

を紹介します。

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ラーメンの具「もやし」の歴史とは?

札幌味噌バターラーメン
札幌味噌バターラーメン

ラーメンの具としてつかわれている「もやし」の歴史は意外なものでした。

ラーメンにもやしが初めて使われたのは、北海道札幌のご当地「札幌ラーメン」からと言われています。

札幌ラーメンの歴史を書いた記事でもご紹介しました。もともと札幌ラーメンの具材は、チャーシュー、メンマ、ネギなどが一般的です。そこに、野菜炒めを載せるのが定番となっています。

実は野菜炒めを使う理由が「もやし」と関係があります。

札幌ラーメンといえば「札幌味噌ラーメン」の発祥でも知られています。札幌味噌ラーメンの生みの親の大宮守人さんの発想からです。

それは、「麺が茹であがるまで時間があるので、その間に野菜炒めでも作ってみようと思った」ということからです。野菜で安価に使えるのが「もやし」でした。

ラーメンにもやしが使われた最初のことでした。

もやしが使われているご当地ラーメン

ご当地ラーメンでは、やはりもやしが使われている地方が多くあります。

その中から、札幌ラーメン以外で2つ事例をご紹介します。

ご当地「広島ラーメン」の黒豆もやし

広島県のご当地「広島ラーメン」
広島県のご当地「広島ラーメン」

ご当地「広島ラーメン」の具材で目立つ特徴は、黒豆モヤシを茹でた「茹でモヤシ」を使っていることです。

ご当地「宮崎ラーメン」のもやし

宮崎ラーメンの具にも、もやしがたっぷりと使われていますね!

出典:宮崎食堂の「栄養軒」より 宮崎ラーメン
出典:宮崎食堂の「栄養軒」より 宮崎ラーメン

北海道の札幌ラーメンが発祥と言われている具の「もやし」は、今や全国で使われています。

ラーメンともやしの栄養

もやし
もやし

最後にもやしの栄養について簡単に説明します。

もやしに含まれている成分と働きは以下の通りで、ラーメンと一緒に食べるのはとても理にかなっているのです。

  • ビタミンB群:体内でエネルギーをつくり出す。疲労の予防や集中力アップ。
  • ビタミンC:皮膚の老化防止、免疫力アップ、ストレス緩和。
  • カリウム:高血圧の予防やむくみの解消。
  • 食物繊維:便秘の予防・改善、心筋梗塞・糖尿病など生活習慣病の予防。
  • カルシウム:骨や歯を作り血液の凝固や筋肉の収縮など体内機能を調節する。
  • アスパラギン酸:疲労回復やスタミナ増強。もやしはアスパラより多く含む。

もやしにはたくさんの栄養が含まれているのですね!

まとめ

ここまで読んでいただきありがとうございました。ラーメンによく使われている具「もやし」の歴史を紹介しました。

札幌ラーメンがもやしのトッピングの原点だったことが分かりました。今や全国のラーメンでも使われています。

もやしには栄養がたくさん含まれているので、たっぷりといただきましょう!