出先の途中(千葉県船橋市)に真っ赤な看板があり、昼食時なので入ってみました。
京都北白川の名前を背負っている「ラーメン魁力屋」では、どんなラーメンが食べられるのでしょうか?
この記事では、特製醤油ラーメンとご当地京都ラーメンの比較と特徴をはじめ、最後に食べた感想もレビューします。
京都北白川・ラーメン魁力屋とは?
2021年7月現在、場所は千葉県の成田街道の途中「千葉県船橋市前原西1-38」にあります。
駐車場は、15~16台は置けるようです。それにしても、真っ赤ででかい看板です!
「京都北白河」ラーメン魁力屋(かいりきや)と書いてあります。
株式会社 魁力屋の本社は京都市中京区
株式会社 魁力屋は、本社が京都市中京区にあります。
創業は、2005年6月1日で「ラーメン魁力屋」のチェーン展開をしています。
店舗数は2021年、関西 (31)、関東 (50)、中部・北陸・東海 (21)、北海道・東北 (3)、中国・四国 (0)、九州・沖縄 (2)で、合計107店舗が営業しています。
2020年の年商68.9億円、従業員1,500人の巨大な企業です。
ラーメン魁力屋・特製醤油ラーメンの特徴
看板ラーメンが「特製醤油ラーメン」で、特徴は次の通りです
低加水麺の中細麺麺
麺は、低加水麺で角刃24番で切った「中細麺」です。
この手の麺は、醤油スープとの相性がよく絶妙なバランスに仕上がり、のど越しの良い食べ心地になります。
24番手で切った麺の幅は1.25mmで、代表的なラーメンには、ご当地「東京ラーメン」やラードを醤油スープに浮かせた「旭川ラーメン」と同じ太さとなります。
東京ラーメンも、旭川ラーメンも、醤油ダレを使った「醤油ラーメン」なので、ラーメン魁力屋の「特製醤油ラーメン」も同じ中細麺であることが分かります。
特製の醤油ダレ
ご当地ラーメンの「京都ラーメン」は、鶏ガラベースの濃い口醤油で味付けし、背脂をたっぷりのせています。
ラーメン魁力屋の「特製醤油ラーメン」も京都系のラーメンなので、醤油にはこだわりがあります。
特に醤油について、「大豆の旨味を引き出すことにこだわりぬいた特製醤油」と説明しています。
具材はシンプル
チャーシューに京都らしさ文化が継承されています。
京都流のチャーシューは、スライサーを使ってあえて薄くカットしているのです。
醤油に付け込み下味をつけたチャーシューは、しっかりとした味が出ています。
トッピングにはメンマと青ネギです。
特製醤油ラーメンのレビュー
京都北白川「ラーメン魁力屋」の特性醤油ラーメンは、ご当地「京都ラーメン」の特徴を持っていました。
特製醤油ラーメンは、試行錯誤して現在に至っているようですが、本社が京都ということもあり、京都ラーメンの文化が残っているのですね。
食べてみると、中細麺に醤油スープが良く絡んで、あっさりとした醤油味が楽しめます。
醤油スープの表面には、きれいに光る透明な油と京都ラーメンの特徴でもある「背脂」が浮いていて、おいしいのです。
この他に珍しく「台湾ラーメン」もメニューにあります。
台湾ラーメンは、名古屋のご当地ラーメンでミンチと唐辛子が特徴です。
台湾ラーメンの記事もあるので、ご覧ください。
まとめ
ここまで、京都北白川・ラーメン魁力屋の「特製醤油ラーメン」について紹介しました。
店舗数も全国に広がっているので、国内を旅したついでに、どこかで見つけたらぜひ食べてみてくださいね。
その味は、昔ながらのなつかしいラーメンかもしれません!