食堂でラーメンを注文すると、いっしょに「レンゲ」と呼ばれているスプーンが添えてあることがあります。ラーメンのスープを飲むときに便利なのであると嬉しいですよね!
なぜ「レンゲ」と呼ぶのでしょうか?また、いつごろからレンゲがあるのでしょうか?
レンゲの歴史と由来を調べてみました。
ラーメンを注文するとついてくるレンゲ
食堂でラーメンを注文するとついてくるのがレンゲです。でもついてこない食堂もあります。
写真の福島ご当地・白河ラーメンの様にレンゲがあるとラーメンのスープがおいしく飲めますよね。レンゲは中華料理店でも中華料理についてきます。
また酢豚とかチャーハンでもレンゲをよく使います。
普段なにげなく「レンゲ」と言ってますが、レンゲとはそもそもどんな意味なのでしょうか?
そもそもレンゲ由来とは?
レンゲの由来を調べてみると、実は正式な名称があります。
それば「散蓮華」と書いて「ちりれんげ」と呼びます。その意味は、ハスの花から来ていると言われています。ハスだから「蓮」、花は「華」で蓮華なのか。
つまりハスの花のことを蓮華というのです。
その蓮の花から散った花びらの1枚に見立てて「散蓮華」と呼んだのだと言われています。単にレンゲとも呼ばれるようになりました。
では、いつごろからレンゲは日本で使われていたのでしょうか?
レンゲの歴史
レンゲの由来を調べてみると、平安時代に中国から日本に渡ってきたと言われています。平安時代とは、西暦794年から鎌倉時代までの390年間を言います。
つまり、約1,000年ものむかしから日本で使われてきたことになります。けっこう長い歴史を持っていたのですね。
このレンゲは中国文化の影響を受けている東南アジア、例えばシンガポールやベトナムなどでも使われています。中国文化が華僑の住む地域に広まったことで今では世界中で使われています。
レンゲが添えてあったご当地ラーメンの例
レンゲが添えてあったご当地ラーメンは結構ありました。もちろんレンゲが添えてないラーメンもあります。たくさんあるレンゲを使ったラーメンの中から何種類か選んでみました。
いろんなレンゲの種類があります。
福岡ご当地・博多ラーメン
高知ご当地・鍋焼きラーメン
九州ご当地・熊本ラーメン
広島ご当地・尾道ラーメン
四国ご当地・徳島ラーメン
江戸ご当地・東京ラーメン
山形新庄ご当地・とりもつラーメン
山形ご当地・赤湯ラーメン
北海道・ご当地
まとめ
今回はラーメンと一緒に添えられてくる「レンゲ」の由来と歴史について紹介しました。
レンゲはお店によって様々な工夫がなされ、ご当地ラーメンでも赤色や黒色など白色以外の色のレンゲが結構見受けられました。またレンゲの大きさは店主によってスープが飲みやすい大きさに工夫しているお店もあります。
ご当地ラーメンを食べる時にレンゲの由来と歴史もあわせて味わってみてはいかがでしょうか!